GK阿波加が現役引退を発表【札幌】

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北海道コンサドーレ札幌は10日、GK阿波加 俊太が2024シーズン限りで現役を引退することを発表しました。また今後は一般社団法人コンサドーレ北海道スポーツクラブに所属することも併せて発表しています。

阿波加は2013年に札幌に加入し、期限付き移籍でSC相模原や愛媛FCなどでもプレー。2022年にアトレチコ鈴鹿クラブに移籍したものの、昨季、札幌に復帰していました。

クラブを通じて阿波加は次のようにコメントしています。

「2024シーズンをもって引退することを決断しました。年齢的にまだできる可能性もあるとは思いますが、正直、自分の気持ちの限界を感じたからです。今シーズン5月頃にオーバートレーニング症候群と診断され、僕の場合は異常な疲労感が出てしまい長く練習を休みました。現在は回復して問題はありませんが、休んでいる間や少し良くなってきた期間でこれから自分がどうしていくのが良いか考えて、この決断をいたしました。サッカー選手としてたくさんの良い結果を残す事はあまり出来ませんでしたが、チームのゴールを守る責任感を常に持って毎日必死に、そして真面目にトレーニングをしてこられたと思います。

これまで12年間で5チームに在籍させていただきました。SC相模原、HondaFC、愛媛FC、アトレチコ鈴鹿、本当に長い間お世話になってきた北海道コンサドーレ札幌、どのチームにいても多くのサポーターのみなさんに温かいご声援を頂きました。それがなければここまで続けては来られなかったと思います。そして今まで出会ったチームメイト、監督、コーチ、スタッフの方達のおかげで、素晴らしい経験をさせていただきました。関わってくださった全ての方に感謝しています。本当にありがとうございました。

そして引退後は北海道コンサドーレ札幌のスクールコーチに就任させていただく事になりました。指導者として、自分も一緒に成長させていただきながら、サッカーの楽しさ・面白さを伝えられるように頑張っていきたいと思います。サッカー選手としてはここで終わりますが、指導者としての阿波加俊太をこれからもよろしくお願いいたします」

 

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