松山英樹の大会2勝目＆ハワイ連勝がかかる。
「ソニーオープンインハワイ」は現地時間の9日、米ハワイ州オアフ島のワイアラエCCで開幕する。

本大会には松山のほか、アマチュアの松山茉生（まつやま・まお）さんを加えた日本勢7人が参戦する。
開幕を目前に、それぞれが豊富を述べた。

昨季賞金王の金谷拓実（かなや・たくみ）は最終予選会を突破して、今季PGAツアーに参戦。大会はアマチュア時代を含めて2年連続5回目の出場で、初の決勝進出に挑む

「PGAツアーの参戦は、プロ転向してからずっと目標にしてきて、メジャーに挑戦するたびに、悔しい思いやレベルの高さを痛感してきましたので。まずは突破できてよかったな、と思っています。
これまでより試合に出られるチャンスも増えると思いますが、レベルの高いPGAツアーでは1試合1試合が大事になってくる。
今週は風だったり、芝の対応など難しいところはたくさんありますが、そのための練習はしてきましたので、それを発揮できるように。
ひと試合ひと試合が勝負だと思うし、1打1打1打、頑張り続けることが大事かな、と思うので、今週も自信を持って、自分らしいプレーをしていきたいなと思います」

昨季賞金2位の平田憲聖（ひらた・けんせい）は、2年連続2度目の出場。今季は、昨年の最終予選会8位で資格を得た米二部コーンフェリーツアーへの挑戦を決意している
「コース自体は去年と大きく変わってない印象です。風が吹くとほんとうに難しくなりますし、そこで上手く対応できないとスコアを崩してしまったり。去年の失敗や、ミスを思い返しながら、今年はまず最低限、4日間プレーすることを目標に。そこから上位争いができるように頑張りたいです」

久常涼（ひさつね・りょう）は、22年欧州DPワールドツアーの最終予選会突破⇒23年同ツアーの「フランスオープン」初制覇、ポイントランキング17位⇒24年PGAツアー参戦⇒今季の初シードを獲得した

「去年はルーキーシーズンだったので、初めて行くコースばかりで大変だった面もあるんですけど、1年楽しく過ごすことができましたし、トップ10には1回（8月ウィンダム選手権で3位）しか入れなかったんですけど、まずはシードが獲れたことは自分の中で大きかったです。
今年の目標は優勝。
そのために必要なことはショートゲームだったり、もっと飛距離も伸ばさないといけないですし、アグレッシブなプレーをずっと続けることなど、数えたらきりがないくらいありますが、ひとつずつ、なんとかやっていければ」

星野陸也（ほしの・りくや）は昨季、欧州・DPワールドツアーで1勝。肺の病気で一時戦線離脱しながらポイントランキング16位につけ、PGAツアーの出場権を獲得した。本大会は2年ぶり4度目の出場
「この舞台をずっと目指してきたので、今年からスタートできるのが本当に楽しみです。昨年、復帰後は飛距離や体力、筋力が落ちた時期もあったんですけど、このオフにしっかり調整をして、いい状態に戻してこられた。
DPワールドツアーでの経験や、これまでメジャーにも出場させてもらいましたので、その経験を活かして頑張りたい。
今年は初めてのコースだらけですので毎週しっかりとコースチェックして挑みたい。
初めてのPGAツアー本格参戦ですごくわくわくしている。いい成績を残したいなという気持ちもありますが、まずは1試合1試合楽しみながらプレーしていきたいと思います」

大西魁斗（おおにし・かいと）は昨季、米二部コーンフェリーツアーでポイントランキング25位につけ、PGAツアーの昇格を果たした。9歳で渡米し、南カリフォルニア大学時代はオールアメリカンで活躍。PGAツアーには知人も多い

「目標はPGAツアーで戦うことでしたので、この舞台で戦えることは嬉しいです。
昨年戦ってきたコーンフェリーツアーも上手い選手が多いですし、そこでいろんなことを学んでこられたのは大きい。
今年の目標は、まず来年のシードを獲得することと、優勝すること。
達成するには諦めない気持ちと、努力をし続けることが大事。
今年はルーキーイヤーなので、たくさんの経験や挑戦をしていくことになると思うんですけどまずは楽しんでいい成績を残していけたらなと思います」

杉浦悠太（すぎうら・ゆうた）は昨年の日本開催「ZOZOチャンピオンシップ」で6位の成績を残したが、PGAツアーの単独開催は初出場

「PGAツアーの雰囲気は、去年のゾゾで感じれたんですけどコースが違うので、そこの対応がうまくできるかどうか。
今週のコースは海が近いので、風が強いと思いますけどそれ以上に芝が違うので、そこの対応が難しいなと感じています。
ハワイも初めてです。ごはんも美味しいですし、最高ですね。
ゾゾではトップ10に入ることができたので、今週は思い切って、優勝目指して頑張りたいです」