【BOATRACE】新春金盃の江戸川! 父の威厳で石渡鉄兵が得点率トップ、息子・翔一郎は7位タイで追走

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 ボートレース江戸川では3日に、新春の恒例シリーズ「第43回新春金盃 だるま家カップスタ展10時10分!」の予選2日目を終えた。

 石渡鉄兵(千葉出身・東京支部50歳)【冒頭の写真】は、初日選抜1号艇で前沢丈史のまくりに屈して2着と不覚を取ったが、2日目は彼らしさ全開の走り。前半7Rは2コースまくり一撃。後半11Rの5枠戦はダッシュ鋭くのぞいてからのまくり差しで見事連勝駆けに成功。初日1枠惜敗の名誉挽回を果たした。

 石渡鉄兵はモーターについて「整備士さんのおかげで大分いいですね。スリットの足が上向いて攻めていける足がついてきた。この感じだったら、もう少しプロペラに無理をさせてみてもいいかな」とパワーアップに成功。この後、強めのプロペラ調整がヒットすれば、さらに舟足がアップしてくる可能性も十分ありそうだ。3日目は8R6枠戦。ここをうまくクリアすれば、シリーズリーダーの座が確定しそうだ。

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 父の背を追う息子・石渡翔一郎(千葉出身・東京支部22歳)【写真上】も動きはいい。2025年は前年に引き続いて江戸川のフレッシュルーキーに選出され、気合も乗っている。若手の中でもなかなか評判のプロペラ調整巧者でもあり、今節も行き足と出足はかなりの威力。

 石渡翔一郎のモーター70号機は前回戦の昨年12月に続いて同じコンビ。前回戦はレース足が皆目で苦しい足だったが、今回は「最初引いた時はうわ~ってなったけど、自分が乗った後に新プロペラに交換されて、良くなっている。今はスローからの足とかすごくいいですよ」と機力に自信を持つ。3日目は4R6枠戦と9R3枠戦。後半、スロー攻めの3コースなら、足もハンドルもレースにマッチしそうだ。

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 一方、石渡翔一郎とともに今年の当地フレッシュルーキーに選出されている若林樹蘭(山梨出身・東京支部22歳)【写真上】の方は正念場。低勝率40号機の調整に少々てこずっている。それでも「まくるとかを考えず、ターン足をつける調整に切り替えてターン足はいい。ただ、そのターン後に縦に進む感じがまだないですね…。バルブを触ってみようかな」と諦めずに3日目へ向けて整備に着手する。3日目の7R5枠戦は得点率的にも後がない一戦。得意のまくり差しで艇団を切り裂けるか。注目ルーキーの熱い走りに期待したい。
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