「守備範囲の広さは僕の武器」三井ゴールデン・グラブ賞初受賞 周東佑京の独占インタビューを公開中

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【©パーソル パ・リーグTV】

 パーソル パ・リーグTVでは、三井ゴールデン・グラブ賞を初受賞した福岡ソフトバンク・周東佑京選手の独占インタビュー動画を公開中。初受賞の喜びや、外野守備におけるこだわりなどを深く語っている。

周東佑京が挙げる今季のベストプレーは?

 三井ゴールデン・グラブ賞は「一番欲しい賞だと思っていた」という周東選手は、プロ7年目での初受賞について「盗塁王は、自分自身がどれだけ走って、どれだけ成功できたかという積み重ねですが、(三井ゴールデン・グラブ賞は)周りの人からも評価されないと獲れない賞なので、本当にうれしいです」と喜びをにじませる。

 昨季の秋季キャンプから、井出竜也一軍外野守備走塁兼作戦コーチ(来季より野手コーディネーター)とともに“あるポイント”を意識して守備の強化に励んでいたと明かし、今季の自身の守備を「周りの選手よりも、範囲広く守れたかな」と評価。また、「守備が上手い選手が多いので、“当たり前”のハードルが上がり、試合に出るための基準が高まっていると思う」とチームのレベルの高さも強調した。

 今季、守備において印象に残っているプレーを問われると、7月17日千葉ロッテ戦、同20日埼玉西武戦、9月8日埼玉西武戦の3試合をピックアップ。

 なかでも「年間のベストですね」と話すのは、7月17日千葉ロッテ戦初回の見事なスライディングキャッチだ。1点の先制を許し、これ以上追加点を許したくない場面で、初先発の大山凌投手を救ったこのプレーには、小久保裕紀監督も「周東しか捕れない」と絶賛。自身も「反応、落下地点、ルート、全部が良かったです」と振り返り、「一生懸命(打球を)追って捕っただけです」と笑顔を見せた。

グローブのこだわりは「小さく、軽く」

 話題は野球道具のこだわりへ。周東選手のグローブのこだわりは「小さく、軽く」だそう。一般的に大きい方が捕球しやすいように思えるが、ここには俊足・周東選手ならではのこだわりポイントがあるのだとか……? ぜひ動画でご確認いただきたい。

 また、外野守備で一番重視していることとして「守備範囲の広さ」を挙げた周東選手。コーチ陣からの情報やデータを頭に入れるだけでなく、打球方向の傾向を捕手に細かくヒアリングしながら、取り組んでいるそう。選手層が厚く、レベルが高い福岡ソフトバンクでプレーするなかで、「他の選手よりも守備範囲を広くすることは、試合に出るために必要であり、“僕の武器”でもある」と胸を張り、「来年以降はもう少し(守備範囲を)広げていければと思う」と、さらなるレベルアップに向けて意気込んだ。

 また、動画では、11月28日におこなわれた表彰式直後の心境と併せて、プロ野球選手を目指す子どもたちへのメッセージも語っている。
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