【マッチレビュー】Bリーグ 24-25 B1第14節 GAME2 島根vs群馬
【これはnoteに投稿されたbonafide-baller(ボナファイド・ボーラー)さんによる記事です。】
GAME1のマッチレビュー
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ロスター
島根スサノオマジック
群馬クレインサンダーズ
スタメン
島根スサノオマジック
群馬クレインサンダーズ
試合結果とボックススコア
1Q 島根 17-14 群馬
2Q 島根 42-38 群馬(島根 27-24 群馬)
3Q 島根 66-67 群馬(島根 22-29 群馬)
4Q 島根 84-87 群馬(島根 18-20 群馬)
2Q 島根 42-38 群馬(島根 27-24 群馬)
3Q 島根 66-67 群馬(島根 22-29 群馬)
4Q 島根 84-87 群馬(島根 18-20 群馬)
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試合展開
両チーム共にGAME1と同じスタメン。群馬は辻のハンドリングを起点に、ターズースキーのエルボージャンパー、辻の3ptにより0-5のランで先行。島根は、安藤がペリメータージャンパーで最初の得点を決めると、ケイのセカンドチャンスポイントで加点。立ち上がりはハーフコートマンツーマンで入った両チームは、1Q中盤からゾーンへ切り替えて守り合う展開に。
セカンドユニットの時間帯において、試合は得点の応酬へ。島根はクラークのリムアタック、ファストブレークからのケイのポイントにより先行すると、群馬は細川の3ptで返す。ジョーンズ→パーカーの連携で群馬がゴール下を仕上げると、島根はマカドゥの2pt、晴山の3ptで反撃し、リードチェンジの応酬。島根はケイのブザービーターにより、1Qで3点をリードして2Qへ。
2Qは、晴山の3ptで島根が先制。島根は次のポゼッションで続けてクラークがトップからの3ptを沈めると、保持局面が停滞した群馬に対し、北川の3ptを決めて島根がリードを12点とする。タイムアウトを挟み、藤井の3ptで群馬が2Q初の得点を決めると、ここからディフェンスを締め直した群馬が島根の保持局面を止めていく。ターズースキーのビッグマン速攻、ペリメータージャンパーにより得点リズムを取り戻すと、タイムアウト明けにも藤井のペイントタッチからの2pt、辻のパスからターズースキーのローポストアタックが決まり、群馬が4点差へ迫ることになる。
2Q終盤の島根は、安藤のハンドリングを起点としてオフェンスを展開。マカドゥ、ケイ、エヴァンスのオンザコートスリーが、ペイントエリア内からフィニッシュすることでリードを譲らず。群馬も食らいつき、外からは藤井の連続3pt、中からはティーマンのアタックにより、保持局面のテンポはキープ。島根はクラークのインサイドアタックがブザービーターとなり6点リードで前半を折り返す。
後半開始は島根がスタメン、群馬はスタメンから淺野→細川へ変更したメンバーで臨む。島根は、ケイがコーストトゥコーストでのリムアタックを決めて先制。群馬は藤井がコーナースリーを沈めてクォーター最初の得点を記録すると、シューターの多いユニットの特性を生かし、外角でのパス回しから島根のディフェンスを引き付けると、ターズースキーのリムアタックでインサイドを突いて加点。ディフェンスにおける群馬は、マンツーマンディフェンスを敷き、インプレー中での島根の得点を停滞させると、藤井の3ptにより3点差へと迫る。
島根は、ケイのフリースローでリードをキープすると、群馬のマンツーマンディフェンスに対しては、安藤のペイントタッチを中心にズレを作り、オフェンスのテンポを再びアップ。ケイのインサイドアタック、クラークのミドルジャンパーによりリードを9点差へと広げていく。3Q中盤の群馬は、ジョーンズ、パーカーを投入してセカンドユニットへ切り替えると、ジョーンズのハンドリングを外角の起点にしつつ、ファールがかさんだ島根に対し、もう一方の起点である藤井が、ファールドローからフリースローを決めて加点する。
島根のフル2ポゼッションリードの局面、パーカーとジョーンズのフルコートプレスから群馬がファストブレークを決める。群馬はパーカーのカッティング、島根は安藤のペネトレイトで得点を応酬すると、群馬はティーマン、ジョーンズの3ptによりリードチェンジに成功。島根はエヴァンスが3ptで返すと、群馬はファストブレークからフリッピンがレイアップを決めて、またもリードチェンジすることに。終盤にもジョーンズ、マカドゥが打ち合った3Qは、群馬が1点のリードで終了し4Qへ。
4Qは、エヴァンスのフリースローで先制した島根が早々に同点とする。群馬はティーマンがバスケットカウントでリードを奪い返すが、島根は安藤のペイントタッチからキックアウトで展開。クラークが4点プレーを成立させ、またもリードチェンジの応酬へ。拮抗した展開の中、安藤のキックアウトから北川がコーナースリーを沈めて、残り6:10には島根が4点リードと前に出ることになる。
群馬は藤井、辻、ジョーンズ、パーカー、ターズースキーのユニットへ切り替えて勝負をかけるが、島根は群馬の保持局面を凌ぐと、北川のファストブレークでフル2ポゼッションのリードを奪取し、オフィシャルタイムアウトへ。明けの群馬は、ターズースキーのフリースローで加点。島根は保持局面がややスローダウンすると、群馬はジョーンズの2ptジャンパー、トップからは藤井が3ptを沈めて、リードチェンジに成功する。
残り3分の場面、安藤がペネトレイトによりファールドローに成功し、フリースローを決めると、続く群馬の保持局面においては、北川のスティールからマカドゥのファストブレークが決まり、島根がリードを奪い返す。群馬は、オフェンスにおいてはセカンドチャンスを獲得しながらターズースキーのフロアダイブで繋ぐと、藤井の3ptにより同点とする。群馬はパーカーが、島根はエヴァンスがそれぞれゴール下シュートで応酬し、同点で最終盤へと入ることに。
同点で迎えたラストポゼッション、群馬はオフェンスリバウンドからボールを繋ぎ、ブザー寸前に放った細川3ptがブザービーターとなり、オーバータイムに入らずに群馬が試合をクローズ。チャンピオンシップさながらの高強度な接戦は、アウェイの群馬が制することとなった。
セカンドユニットの時間帯において、試合は得点の応酬へ。島根はクラークのリムアタック、ファストブレークからのケイのポイントにより先行すると、群馬は細川の3ptで返す。ジョーンズ→パーカーの連携で群馬がゴール下を仕上げると、島根はマカドゥの2pt、晴山の3ptで反撃し、リードチェンジの応酬。島根はケイのブザービーターにより、1Qで3点をリードして2Qへ。
2Qは、晴山の3ptで島根が先制。島根は次のポゼッションで続けてクラークがトップからの3ptを沈めると、保持局面が停滞した群馬に対し、北川の3ptを決めて島根がリードを12点とする。タイムアウトを挟み、藤井の3ptで群馬が2Q初の得点を決めると、ここからディフェンスを締め直した群馬が島根の保持局面を止めていく。ターズースキーのビッグマン速攻、ペリメータージャンパーにより得点リズムを取り戻すと、タイムアウト明けにも藤井のペイントタッチからの2pt、辻のパスからターズースキーのローポストアタックが決まり、群馬が4点差へ迫ることになる。
2Q終盤の島根は、安藤のハンドリングを起点としてオフェンスを展開。マカドゥ、ケイ、エヴァンスのオンザコートスリーが、ペイントエリア内からフィニッシュすることでリードを譲らず。群馬も食らいつき、外からは藤井の連続3pt、中からはティーマンのアタックにより、保持局面のテンポはキープ。島根はクラークのインサイドアタックがブザービーターとなり6点リードで前半を折り返す。
後半開始は島根がスタメン、群馬はスタメンから淺野→細川へ変更したメンバーで臨む。島根は、ケイがコーストトゥコーストでのリムアタックを決めて先制。群馬は藤井がコーナースリーを沈めてクォーター最初の得点を記録すると、シューターの多いユニットの特性を生かし、外角でのパス回しから島根のディフェンスを引き付けると、ターズースキーのリムアタックでインサイドを突いて加点。ディフェンスにおける群馬は、マンツーマンディフェンスを敷き、インプレー中での島根の得点を停滞させると、藤井の3ptにより3点差へと迫る。
島根は、ケイのフリースローでリードをキープすると、群馬のマンツーマンディフェンスに対しては、安藤のペイントタッチを中心にズレを作り、オフェンスのテンポを再びアップ。ケイのインサイドアタック、クラークのミドルジャンパーによりリードを9点差へと広げていく。3Q中盤の群馬は、ジョーンズ、パーカーを投入してセカンドユニットへ切り替えると、ジョーンズのハンドリングを外角の起点にしつつ、ファールがかさんだ島根に対し、もう一方の起点である藤井が、ファールドローからフリースローを決めて加点する。
島根のフル2ポゼッションリードの局面、パーカーとジョーンズのフルコートプレスから群馬がファストブレークを決める。群馬はパーカーのカッティング、島根は安藤のペネトレイトで得点を応酬すると、群馬はティーマン、ジョーンズの3ptによりリードチェンジに成功。島根はエヴァンスが3ptで返すと、群馬はファストブレークからフリッピンがレイアップを決めて、またもリードチェンジすることに。終盤にもジョーンズ、マカドゥが打ち合った3Qは、群馬が1点のリードで終了し4Qへ。
4Qは、エヴァンスのフリースローで先制した島根が早々に同点とする。群馬はティーマンがバスケットカウントでリードを奪い返すが、島根は安藤のペイントタッチからキックアウトで展開。クラークが4点プレーを成立させ、またもリードチェンジの応酬へ。拮抗した展開の中、安藤のキックアウトから北川がコーナースリーを沈めて、残り6:10には島根が4点リードと前に出ることになる。
群馬は藤井、辻、ジョーンズ、パーカー、ターズースキーのユニットへ切り替えて勝負をかけるが、島根は群馬の保持局面を凌ぐと、北川のファストブレークでフル2ポゼッションのリードを奪取し、オフィシャルタイムアウトへ。明けの群馬は、ターズースキーのフリースローで加点。島根は保持局面がややスローダウンすると、群馬はジョーンズの2ptジャンパー、トップからは藤井が3ptを沈めて、リードチェンジに成功する。
残り3分の場面、安藤がペネトレイトによりファールドローに成功し、フリースローを決めると、続く群馬の保持局面においては、北川のスティールからマカドゥのファストブレークが決まり、島根がリードを奪い返す。群馬は、オフェンスにおいてはセカンドチャンスを獲得しながらターズースキーのフロアダイブで繋ぐと、藤井の3ptにより同点とする。群馬はパーカーが、島根はエヴァンスがそれぞれゴール下シュートで応酬し、同点で最終盤へと入ることに。
同点で迎えたラストポゼッション、群馬はオフェンスリバウンドからボールを繋ぎ、ブザー寸前に放った細川3ptがブザービーターとなり、オーバータイムに入らずに群馬が試合をクローズ。チャンピオンシップさながらの高強度な接戦は、アウェイの群馬が制することとなった。
雑感
細川の劇的ブザービーターにより決着した、紙一重の接戦。群馬は試合開始こそ0-5のランに成功したものの、試合の大半の時間において島根がリードする展開に。
島根は安藤のペイントタッチを起点として、沈黙したGAME1から保持局面を修正し、オフェンスのテンポをアップ。GAME1は不発ながらも終盤にシュートタッチを上げたクラークが、GAME2では16得点と複調し、リーグ屈指のオフェンシブラインナップの威力を存分に見せたように見受けられる。
島根は安藤のペイントタッチを起点として、沈黙したGAME1から保持局面を修正し、オフェンスのテンポをアップ。GAME1は不発ながらも終盤にシュートタッチを上げたクラークが、GAME2では16得点と複調し、リーグ屈指のオフェンシブラインナップの威力を存分に見せたように見受けられる。
群馬としては、GAME1より失点自体は増えたものの、修正をかけた島根のリーグ屈指のオフェンスを勝負所で抑えたという点で、ディフェンスの堅牢さが先に立った試合。40分を通して強度を落とすことが無かったヘルプ&リカバー、ローテーションという、チームディフェンスの基本を徹底したことが接戦を制する大きな要因となった。
個々のパフォーマンスに目を向けると、27得点(2FG:66.7%(2/3),3FG:63.6%(7/11),FT:100.0%(2/2))、2リバウンド、3アシスト、1スティール、5ファールドローを叩き出し、EFF(貢献度)は31を記録した藤井が群馬のオフェンスを牽引。地元凱旋で披露したハイパフォーマンスにより、松江での島根戦というリーグ屈指の難関カードで、チームを連勝へと導く立役者となった。
群馬はこれで5連勝(公式戦6連勝)から1敗を挟んで4連勝を達成し、17勝7敗の勝率7割に乗せることに。直近10試合で9勝1敗と完成度、練度を上げ、次節のA東京戦に挑むこととなる。
個々のパフォーマンスに目を向けると、27得点(2FG:66.7%(2/3),3FG:63.6%(7/11),FT:100.0%(2/2))、2リバウンド、3アシスト、1スティール、5ファールドローを叩き出し、EFF(貢献度)は31を記録した藤井が群馬のオフェンスを牽引。地元凱旋で披露したハイパフォーマンスにより、松江での島根戦というリーグ屈指の難関カードで、チームを連勝へと導く立役者となった。
群馬はこれで5連勝(公式戦6連勝)から1敗を挟んで4連勝を達成し、17勝7敗の勝率7割に乗せることに。直近10試合で9勝1敗と完成度、練度を上げ、次節のA東京戦に挑むこととなる。
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特にアウェイ戦を中心に、群馬の試合の同時視聴リアタイスペースを定期的に開催してます。実況しながら筆者が話しているだけのスペースですが、コメント参加大歓迎ですのでよろしければ是非!
前半(10:11からティップオフ)
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後半(4:17からスタート)
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