【BOATRACE】住之江SGグランプリ 毒島誠が愛妻の誕生日&結婚記念日に悲願達成!

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 ボートレース住之江(ナイター)の「SG第39回グランプリ」(優勝賞金1億1000万円)は22日、12Rでグランプリ優勝戦が行われた。人気を背負った1枠の毒島誠(群馬出身・群馬支部40歳)【写真3枚】が1コースから押し切り、悲願だった黄金のヘルメットを初めてかぶった。

 最高の舞台にふさわしい無風のベタ水面。ピット離れで差はつかず、進入は枠なりの3対3。1艇身(コンマ15)より速い仕掛けはなく、毒島自身もコンマ19。インからしっかり伸び返し、先に回った。ただ、少し誤算もあった。ハンドルを一瞬、切り直したのだ。その隙を逃さなかったのが2コースの桐生順平。これ以上ない差しハンドルで毒島の内を伸びてきた。しかし仕上がりに絶対的な自信があった毒島は慌てなかった。バックストレッチ中間点で辛うじてリードし、2マークを先取り。これで勝負あり。そこからVロードをまっしぐらに突き進んだ。2着は桐生順平、3着には茅原悠紀が、関浩哉との接戦を制して入った。3連単1-2-3は1170円の3番人気。

 毒島は「モーター(32号機)が良くて、本当に良かったです。緊張していたんでしょうね。勝てたからOKです」と1マークのターンを振り返った。

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 毒島はこれで通算9回目のSG制覇。群馬支部からは2012年、2015年の山崎智也(引退)以来、2人目のグランプリ優勝。これで今年の獲得賞金額はただ1人の2億円超えで、2億4636万3033円となった。また、毒島はGRANDE5(2014年5月から対象の5つのSG(ボートレースクラシック、ボートレースオールスター、ボートレースメモリアル、ボートレースダービー、グランプリ)の初代全冠制覇へ残すはオールスター優勝のみとなった。

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 これまでグランプリは6回優出していたが、なかなか頂点に届かず、そのたびに反省点を洗い出し、気になるポイントを徹底的に鍛え直してきた。いつの間にか40歳。豊富な経験値とは裏腹に、トップで競える体力を考えれば、時間には限りもある。その覚悟が「今回は優勝するつもりで来ています。だいぶ前から準備してきました」という前検日での明確な決意表明だった。

 12月22日は結婚記念日、そして愛妻・幸美さん(元ボートレーサー)の誕生日。メモリアルデーに、とてつもないプレゼントを届けた毒島は「いつも本当に支えてもらっています。妻に感謝です」とほほえんだ。次走は大みそかから年またぎの地元・桐生一般戦。つかの間の休養から、再び頂点をめざす。

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 また、ボートレース住之江の最終日11Rでは、SGグランプリシリーズの優勝戦(優勝賞金2000万円)も行われ、前田将太(福岡出身・福岡支部36歳)【写真上】が1コースから逃げ、うれしいSG初Vを達成した。

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