途中出場セルロートの決勝弾で11連勝を達成|アトレティコ・デ・マドリー

アトレティコ・デ・マドリー
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【©︎Atleti】

ヘタフェに1-0。首位バルセロナに勝ち点で並ぶ大きな勝利

アレクサンダー・セルロートが後半終盤に途中出場し、ヘディングシュートでゴールを決め、アトレティコ・マドリードがヘタフェを1-0で下す激戦を制した。この勝利で、アトレティコは全大会を通じて11連勝を達成している。

アトレティコは現在、ラ・リーガの順位表でバルセロナと並び38ポイント(17試合)で首位に立ち、37ポイントのレアル・マドリードを上回っている。バルセロナは同日、格下のレガネスと対戦予定だ。

アトレティコは10月末以来すべての試合で勝利しており、この試合でも得点が生まれるまで粘り強く戦い続けた。決勝点が生まれたのは69分、2人の途中出場選手の連携プレーから。右サイドからサイドバックのモリーナがロングクロスを送り、フリーのセルロートがファーポストでこれをヘディングで決め、ゴールキーパーのダビド・ソリアを破った。

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シーズン序盤にさまざまなフォーメーションを試しながら選手を入れ替えてきたディエゴ・シメオネ監督だが、徐々に理想のスタメンを固めているようだ。

水曜日のチャンピオンズリーグでスロヴァン・ブラチスラヴァを3-1で快勝した際と同じ11人を起用。アントワーヌ・グリーズマンとフリアン・アルバレスを前線に配置し、中盤と守備をそれぞれ4人ずつのラインで構成。10年以上マドリードで指揮を執る中で採用してきた守備的な3バックから変更した。

試合は序盤からアトレティコが支配し、両サイドのセンタリングからサムエウ・リーノとデ・パウルがエリア内でボレーを放つも、いずれも枠を外してしまう。また、アルバレスやジュリアーノ・シメオネにも得点チャンスが訪れるが、ゴールネットを揺らすことはできなかった。

攻撃に活力を欠いたシメオネ監督は後半、リーノに代えてノルウェー人のセルロートを投入し、アルバレスを左サイドに移動させた。その後も攻勢を続けたが、得点機を多く逃し、カウンターを受ける場面も。

しかし、途中出場のモリーナが精密なクロスを送り、セルロートが好位置でこれをヘディングで合わせて決勝点を決め、アトレティコにとって貴重な3ポイントをもたらした。この勝利により、アトレティコは来週土曜日に戦う首位バルセロナと勝ち点で並ぶことに。年末最後の試合は注目の首位攻防戦となるようだ。
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著者プロフィール

アトレティコ・デ・マドリーは、スペインのマドリーを本拠地とし、ラ・リーガに所属するサッカークラブです。1903年に創立し、プリメーラ・ディビシオン(1部)優勝11回、コパ・デル・レイ優勝10回、UEFAヨーロッパリーグ優勝3回、UEFAチャンピオンズリーグ準優勝3回を誇り、ヨーロッパを代表する歴史あるクラブです。

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