【BOATRACE】グランプリへ弾み! 瓜生正義が今年2回目のG1戦Vに王手 福岡G1
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最初の準優勝戦10Rは1コースの渡辺浩司(大分出身・福岡支部41歳)【写真下】が少しターンマークを外してしまい、2コース大上卓人が差し抜けたが、2マークで渡辺が差し返しての逆転勝利。大接戦になった3着争いは篠崎仁志が制して3連単の1-2-5は2220円の8番人気。
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終わってみれば準優勝戦は全て1-2で決着。すなわち優勝戦は予選得点率上位6人の激突。地元福岡勢は3人。次走に住之江グランプリを控えるレーサーも3人。そしてG1戦初制覇をめざすレーサーが2人とバラエティーに富んだ顔ぶれ。
優勝戦のメンバーと通算のG1優勝回数は次のとおり。
<福岡 最終日 12R 優勝戦>
1枠 瓜生 正義(福岡・福岡)21V
2枠 毒島 誠(群馬・群馬)16V
3枠 渡辺 浩司(大分・福岡) 0V
4枠 大上 卓人(広島・広島) 0V
5枠 渡邊 和将(岡山・岡山) 1V
6枠 西山 貴浩(福岡・福岡) 4V
※()内は出身・支部の順
選手会の代表も務める地元エースの瓜生正義が王道Vに王手。当地G1戦はこれが実に11回目の優出で、2011年12月の九州地区選以来、13年ぶり4回目の優勝がかかる。当地ではSG戦でも3優出3優勝と勝負強さを発揮しており、1コースが圧倒的に強い今節のレース傾向を考慮すると優勝確率はかなり高そう。今年はすでに3月の住之江周年で優勝してクラシックの権利は手にしており、プレッシャーがかかる状況でもない。住之江グランプリに弾みをつけるVロードを駆け抜けそうだ。
毒島誠も瓜生正義と同じく住之江グランプリを控える立場。今年は3月の戸田でSG戦のクラシックを制覇し、7月には津の全国ボートレース甲子園でG2戦も優勝。G1戦だけはまだ優勝しておらず、年間3グレード制覇の偉業達成に挑む。
渡辺浩司と大上卓人は、ともにG1戦初制覇へ挑戦。渡辺の方は2017年の当地九州地区選で優勝戦1号艇を手にしながら、田頭実のまくりに屈して準優勝と悔しい思いをしたこともある。「そのリベンジをして、若松のクラシックに行きたい」と話しており、勝ちたい気持ちは誰よりも強いかもしれない。
渡邉和将は5号艇とはいえ、誰もが一目置く仕上がりだけに侮れない存在。F休み初戦で見事優出した西山貴浩は「次のグランプリのことを考えても優出できてよかった」と自分を褒めてやりたいと言わんばかりだったが、地元だけに6号艇ならば前付けに動くシーンがあるかもしれない。
なお、5日目8Rで妨害失格の白井英治は公傷のため帰郷した。
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