アトレティコ・デ・マドリーは、セビージャに4-3で見事な勝利を収め、ラリーガ5連勝、公式戦で9連勝を達成した。

最初にゴールが生まれたのは10分。デ・パウルがペナルティエリア近くでボールを奪い返し、そのまま前進。そしてペナルティエリア外から素晴らしいシュートを決めた。

しかし、12分にセビージャのコーナーキックからルケバキオに右足シュートを放たれ、オブラクは飛び込んだものの届くことはなかった。

さらに右サイドからセビージャの攻撃。デ・パウルのパスがインターセプトされるとすぐさまカウンター。最後はラングレの背後を抜けたロメロがニアポストへフィニッシュ。スコアを2対1でセビージャがリードした。

巻き返しを図るアトレティコは44分、デ・パウルのパスがジュリアーノに通り、アルバレスへクロスを上げた。アルゼンチン選手はディフェンスラインを抜け出してシュートを放ったが、結局オフサイド判定となった。

後半に入るも、流れはセビージャに。57分、再び相手のカウンターからソラスが中央へクロスを送り、フアンルにヘディングシュートを決められた。

しかし、アトレティの選手たちは諦めることなくセビージャのゴールを狙って攻撃を続け、劇的な逆転を見せる。

62分、バリオスのスルーパスからグリーズマンが上手くコントロールすると自らフィニッシュを決めて、1点返した。

さらにS・リーノが80分にペナルティエリア外からのミサイルシュートで同点ゴールを奪う。

同点に追いついたアトレティコは、後半アディショナルタイムも勇敢に攻め続け、ついに決定的瞬間が訪れる。94分、左サイドからのS・リーノのクロスをグリーズマンが華麗にトラップすると、ワンタッチで相手DFを引き剥がし、左足のシュートをニアポストに振り抜いた。

この素晴らしい逆転勝利により、アトレティコ・デ・マドリーは勝ち点を35に伸ばし、暫定で3位に浮上した。