<国内男女シニアゴルフ>反省⇒感動 男子のJGTOチームが味わった3ツアーズのだいご味

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
チーム・協会

【©JGTOimages】

2024年の最強ツアーは女子だ「Hitachi 3Tours Championship(日立3ツアーズチャンピオンシップ)」

12月8日 京葉カントリー倶楽部(千葉県) / 女子3252yard/シニア3502yard/男子3730yard・par73 ▼8日大会当日

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男子のJGTOは、女子のLPGAに3点差の18ポイントで、2位に敗れた。
2年ぶり9度目の優勝まで本当にもう一歩だった。

【最終ホールで負けちゃいました】

最終組の幡地米澤が、女子のLPGAさんと20ポイントの首位で並んで入った最終ホールでボギーを叩いて惜敗した。

「後半ミスできない状況で、凄くプレッシャーかかってしまった」と、勝負の2打目をミスした幡地。

チーム最年少キャプテンをつとめた米澤は、右のサブグリーンの奥のバンカーからの第3打を、今度は逆側のバンカーに入れたところでほぼ決着。

「この終わり方はさすがに悔しいです」と歯噛みした。
チーム最年長の岩田も反省した。
キャプテン就任は回避したものの、前夜の決起集会では「俺の背中を見てついてこい」などと率先してチームの士気を高めて、前後半とも清水と第1組で出ていった。

【俺の背中についてこい】

しかし、最初のフォアサムでは、シニアの伊澤&増田組に7アンダーの大差をつけられ、後半のフォアボールは女子の桑木さん&佐久間さんに5アンダーまで伸ばされ、いずれのステージでも勝ち点を持ち帰れず。

「シニアも女子もすごくて蚊帳の外。役に立てなかった」という43歳の落胆は、プレー直後に余計に増した。

率先して自分とペアを組んでくれた清水の肩を叩いて、「機会があったらまた組もう」と声をかけたが、いつもの小声が過ぎたか清水はスルー。

「完全に無視ですよ無視」と拗ねて上がってきたのだが、直後の反省会では清水が「岩田さんはミスしても意外と気にしていない感じでプレーしてくださったので、やりやすかった」と感想してくれたのを聞いて、ちょっぴりにんまり。

「大成には気を遣わせないようにしたいと思っていたのでそこはよかったです」と、ベテランのゴキゲンが少し直った。

【最後は”仲直り”しましたよ】

午前の最終組と、午後の第2組を担当した今平小木曽のペアは「僕が頑張りました」と、チーム最多4回出場の今平がけん引。

初出場の小木曽は、「僕の出番はほとんどなく。周吾さんに全部頑張ってもらいました」とその点では恐縮だったが「周吾さんのショットのキレや、風のジャッジはすごく勉強になりましたし、女子のみなさんも曲がらないし、ショートゲームは上手いし、シニアのみなさんは熟年の技。学ぶことも多かったし、すごく良い経験ができました」と、充実感は漂った。

【反省のち感動。3ツアーズのだいご味】

年齢も性別の垣根も超えて共に同じ舞台で切磋琢磨ができるのが、第19回を迎えた最強ツアー決定戦のだいご味だ。

初回から、子どもたちの健やかな成長に主眼を置いてきた本大会では、今年も選手獲得賞金の20%と、入場料収入の一部と、会場での募金・チャリティ活動で集まった寄金を、8か所の関連団体に寄贈。
キャプテンの米澤が他2ツアーの代表と共に表彰式での寄贈式に臨み、無事大役を終了した。

【キャプテンの大役も完了しました】

「勝てなかったのは悔しいですが、この試合に出られたというのは総括して、いいシーズンになったと思います」。
初優勝から年間2勝を飾って本大会に来られたことは感慨深い。

「一番年下でのキャプテンだったんですけど、先輩たちにもすごく引っ張ってもらったと思うし、良い経験をさせていただきながら、楽しめたことが一番。シニアや女子ツアーの皆さんと交流もできましたし、優勝は来年以降の目標として頑張れればな、と思っています」。
年上の先輩らと仲良く円陣を組んで解散した。

【また来年ぜひお会いしましょう©JGTOimages】

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