【BOATRACE】上野真之介が悲願のG1制覇へ王手! 10回目の挑戦で初の1号艇 三国・北陸艇王決戦

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 ボートレース三国の「G1開設71周年記念 北陸艇王決戦」(優勝賞金1200万円)は2日、10~12Rで準優勝戦を行った。3メートルから1メートルへと緩い向かい風が吹いた準優は、10Rで6号艇の毒島誠(群馬出身・群馬支部40歳)【写真下】が猛烈なピット離れから2コースを奪う波乱の本番進入になった。1マークは1コースの金子拓矢が先に回ったが、差した毒島がバックストレッチ中間で金子をとらえた。2着は金子、3着は3コース回りが痛手となった馬場貴也。

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 勝った毒島の勝因は、ピット離れで2コースを取ったことに尽きるが、これには「本当にたまたまなんです。足に関しては武田光史さんのアドバイスで調整して、バランスが取れています。優勝戦に向けて、とにかく乗り心地重視で調整します」。優勝戦は3号艇。

 準優11Rも荒れた。5号艇の下出卓矢(石川出身・福井支部38歳)【写真下】が5コースから内を締め込みにいき、2コース木下翔太が握って出たところで差しに変化して抜け出し、バックストレッチは佐藤翼と中島孝平に競り勝った。2着はチルトを0.5度にした佐藤で、2マーク中島を差して先着。勝った下出は「地元G1の優出は素直にうれしいです。今節はスタートが決まりすぎていますね。一番回転を止めていって、ターン回りも悪くない。初日から足は良かったですが、いい方向にいっています」と充実をかみしめる口ぶり。優勝戦は2号艇で、どういうセッティングにするか注目したい。

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 大トリの準優12Rは、向かい風が止まり気味。予選トップ通過の上野真之介(佐賀出身・佐賀支部36歳)【冒頭の写真】がコンマ09のトップスタートで逃げ切った。2着は差した辻栄蔵が磯部誠らに競り勝った。上野の勝ちタイム1分47秒2は、この日の最速タイム。上野はこれでG1は通算10回目の優出。ちなみにG1優勝戦での1号艇は初めて。

 準優勝ち上がりの上野は「ここでスタートを行かないと、何のために選手やってるのか分からんですから。回転も本番でちょうど良かったです。今までダメだった回し方で良かったのが大きい。気持ちはドリームに乗せてもらった時から入れています。明日(優勝戦)だけでも僕を応援してください!」とG1初Vへ決意表明。上野真之介の大願成就なるか。

<三国 最終日 12R 優勝戦>
1枠 上野真之介(佐賀・佐賀)G1 V0
2枠 下出 卓矢(石川・福井)G1 V1
3枠 毒島  誠(群馬・群馬)G1 V16
4枠 金子 拓矢(栃木・群馬)G1 V1
5枠 辻  栄蔵(広島・広島)G1 V9
6枠 佐藤  翼(埼玉・埼玉)G1 V1
※()内は出身・支部の順

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