早大水泳部 ジャパンオープン開幕! ルーキー加藤が銀メダル

チーム・協会
ジャパンオープン2024 1日目 11月29日 東京アクアティクスセンター
【早稲田スポーツ新聞会】記事・写真 神田夏希

名だたる日本のトップスイマー、そして海外選手も登場するジャパンオープン2024(50m)が開幕。大会1日目は早大から5人が決勝に登場し、加藤心冨(スポ1=埼玉・春日部共栄)が見事銀メダルを獲得した。

★新開、亀井が決勝へ

 200メートルバタフライ予選3組に登場した新開誠也(スポ2=鹿児島情報)。多くの主要大会において、バタフライで決勝進出を果たしている新開だが、前半の100メートルをこの組3位で通過すると、そこからもテンポを落とすことなく周囲を突き放す。終始安定した泳ぎでこの組を2位で終え、全体4位で決勝へと駒を進めた。決勝は序盤から実力ある選手たちが抜け出し、新開は追いかける展開に。予選からタイムを上げたものの、その他選手との差を埋めることができず、6位でフィニッシュした。100メートル背泳ぎに出場した亀井涼子(スポ3=淑徳巣鴨)は5位で予選を通過。決勝も得意の前半で表彰台争いに加わるが、後半上げきれず6位となった。

レース中の新開 【早稲田スポーツ新聞会】

★松﨑、青木が決勝で奮闘

 800メートル自由形決勝は早大の女子自由形長距離をけん引する松﨑りん(人2=東京・日大二)、青木虹光(スポ1=群馬・明和県央)の二人が登場。前半から竹澤瑠珂(東京SC)が大きくリードを奪い、追いかける松﨑は一時3位につける。しかしその後松﨑は4位に後退し、青木が5位で先を泳ぐ3選手を追いかける展開に。そのまま差を埋めることができず、松﨑は惜しくも表彰台を逃し4位、青木は5位でのフィニッシュとなった。

決勝を泳ぐ松﨑 【早稲田スポーツ新聞会】

★加藤が銀メダル獲得!

 女子100メートル平泳ぎに登場したのは、先月の日本選手権(25m)においてこの種目で優勝している1年生の加藤。3位で予選を通過し迎えた決勝は、終始ほぼ横一線の激しい争いとなり、誰が優勝するか先の読めない展開となった。後半追い上げを見せた加藤は隣のレーンを泳ぐ青木玲緒樹(ミズノ)と互角に争うが、タッチの差でわずか0.03秒競り負け2位に。レース後悔しい表情を見せたが、トップスイマーの集う大舞台で見事銀メダルを獲得した。

トップ選手を凌ぐ活躍を見せた加藤 【早稲田スポーツ新聞会】

結果

◇予選

男子100メートルバタフライ

新開誠也 1分58秒12【4位】決勝進出、JAPANOPEN突破、日本選手権突破
入江崇也 2分01秒29【24位】

女子200メートル自由形 

青木虹光 2分03秒49【19位】
船越彩椰 2分03秒65【20位】

男子200メートル自由形

原空輝 1分50秒52【19位】
林大輝 1分51秒12【26位】

女子100メートル背泳ぎ

亀井涼子 1分02秒01【5位】決勝進出、JAPANOPEN突破、日本選手権突破

男子100メートル背泳ぎ

村上汰晟 56秒49【25位】

女子100メートル平泳ぎ

加藤心冨 1分08秒24【3位】決勝進出、、JAPANOPEN突破、日本選手権突破
松本信歩 1分10秒48【13位】B決勝進出、、JAPANOPEN突破、日本選手権突破

男子100メートル平泳ぎ

松田藍青 1分01秒89【20位】JAPANOPEN突破

◇B決勝

女子100メートル平泳ぎ

松本信歩 1分10秒12【4位】

◇決勝

女子800メートル自由形

松﨑りん 8分45秒82【4位】
青木虹光 8分50秒78【5位】

男子200メートルバタフライ

新開誠也 1分58秒03【6位】

女子100メートル背泳ぎ

亀井涼子 1分02秒03【6位】

女子100メートル平泳ぎ

加藤心冨 1分07秒81【2位】
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著者プロフィール

「エンジの誇りよ、加速しろ。」 1897年の「早稲田大学体育部」発足から2022年で125年。スポーツを好み、運動を奨励した創設者・大隈重信が唱えた「人生125歳説」にちなみ、早稲田大学は次の125年を「早稲田スポーツ新世紀」として位置づけ、BEYOND125プロジェクトをスタートさせました。 ステークホルダーの喜び(バリュー)を最大化するため、学内外の一体感を醸成し、「早稲田スポーツ」の基盤を強化して、大学スポーツの新たなモデルを作っていきます。

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