寄付金贈呈式を実施

読売ジャイアンツ
チーム・協会

【ⒸYOMIURI GIANTS】

 読売巨人軍は30日、「ジャイアンツ・ファンフェスタ 2024」で、球団や選手が取り組んでいる社会貢献活動「G hands」の現況を報告、協力先の各種団体などへの支援金贈呈式を行いました。

◆日本骨髄バンクへの支援 19年目

 球団は、2006年から骨髄バンク支援活動を続けています。19年目を迎えた今年は、春季キャンプや東京ドームなどでドナー登録会を開催して、計56人が登録しました。累計では897人になります。この日は、国松徹球団社長が公益財団法人日本骨髄バンクの岡本真一郎理事長に支援金200万円を贈りました。

〇公益財団法人日本骨髄バンク・岡本理事長
「この度は多額のご寄付を賜り、誠にありがとうございます。読売巨人軍様には、東京ドームや春季キャンプなどで40回を超えるドナー登録会を開催していただき、ご支援いただいている2006年からのドナー登録者は計897人にも上ります。また、主催試合での小児患者さんの招待や選手による病院訪問など数々のご支援をいただいており、皆さまの温かいご支援とご厚情は、移植を待つ患者さんにとって計り知れない励みとなっております。あらためまして心からの感謝を申し上げます」

◆「菅野基金」 日本介助犬協会を支援

菅野智之投手は2015年に「菅野基金」を立ち上げ、介助犬の普及・育成を目指す社会福祉法人日本介助犬協会を支援してきました。菅野投手は同協会に200万円を贈りました。

〇社会福祉法人日本介助犬協会・橋本久美子会長
「菅野投手に介助犬の普及活動にご尽力いただき始めてから10年が経ちました。継続的にご支援いただいているおかげで、多くの皆様が介助犬を知っている社会になり大変嬉しく思っております。今回の支援金も介助犬を必要としている方々へ、しっかりと活用させていただきます」

◆「丸メシプロジェクト」 困窮世帯の子どもたちに食事支援

 丸佳浩選手は2021年から生活困窮世帯の子どもたちに食事支援を行う「丸メシプロジェクト」を立ち上げています。今回は、今シーズンの打撃成績に応じた214万円を、認定NPO法人カタリバに活動支援金として贈りました。

〇認定NPO法人カタリバ・今村久美代表理事
「今年も多大なるご寄付をいただき、誠にありがとうございます。2021年にプロジェクトが始まったときはコロナ禍でしたが、ようやく子どもたちみんなで食卓を囲み、みんなでおいしいご飯を食べる楽しさや喜びを感じる日々が戻ってきました。また、能登半島地震で被災した能登の子どもたちとのオンライン交流会も快くお引き受けくださり、カタリバの被災地支援にも応援いただきました。丸選手のご活躍は、子どもたちが自分の将来に向き合うことへの大きな原動力にもなっています。ご寄付は、子どもたちが健やかな毎日を送るためのあたたかい手作りのご飯を届けるために、大切に使用させていただきます」

◆岡本選手 動物の福祉活動4年目

岡本和真選手は、2021年に飼育放棄や虐待などの被害を受けた動物たちを支援する「岡本和真HAPPY ANIMAL プロジェクト」をスタートし、今回は今シーズンの成績に応じた寄付金100万円を日本動物福祉協会へ贈りました。不幸な動物を救う活動や、望まれずに生まれてくる犬や猫などを減らすために不妊・去勢手術への助成を行う活動など、多くの動物を救うために役立てられます。

〇公益社団法人日本動物福祉協会・黒川光隆理事長
「岡本選手の日頃のご活躍を通じ、動物に興味を持たなかった方や動物を飼っているご家庭でも動物の福祉について考える機会が増えたと感じています。そのご支援に対し感謝の意を込め、6月には『日本動物福祉協会2023年度年間表彰者』として感謝状を授与させていただきました。選手・キャプテンとして人望があるのはもちろんのことですが、ご多忙の中、動物のために譲渡会の会場に足を運んでくださる岡本選手のお人柄に感銘をうけました。来年もお互いに更なる飛躍の年になればと思っております。いただいたご寄付は動物たちへの必要な支援に使わせていただきます。ありがとうございました」

◆「吉川尚輝チャイルドドリームプロジェクト」

吉川尚輝選手は「吉川尚輝チャイルドドリームプロジェクト」として、認定NPO法人フローレンスに、今シーズンの成績に応じた100万円を贈りました。日本の子どもの7人に1人が、ひとり親家庭では2人に1人が「相対的貧困の状態」にあると言われています。フローレンスは、経済的な困難を抱える家庭に、食料品や日用品などを無料で届け、継続的なコミュニケーションで関係を築いて支援していくことを目的とした「こども宅食事業」に取り組んでいます。支援金はこの活動費に充てられる予定です。

○認定NPO法人フローレンス・杉山富美子理事
「3年間継続して、『吉川尚輝チャイルドドリームプロジェクト』を通じて、温かいご寄付をいただき本当にありがとうございます。吉川選手が大切にされている『こどもたちが夢を抱き続けられるように』の思いを、事業を通じてこどもたちに届けられるよう、いただいたご寄付は、大切に活用させていただきます」

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ジャイアンツに関する選手やイベント情報に加え、球団や選手が取り組む活動についてもお届けします。

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