アトレティコ・デ・マドリーはアウェイでバリャドリードと対戦し、5-0と圧倒的な勝利を収めた。

試合の均衡を破ったのは26分。グリーズマンの左サイドからのコーナーキックが一度相手にクリアされるも、素早くセカンドボールを拾ったアルバレスが見事な視野でジョレンテの動きを察知。ペナルティエリア内に走り込んだジョレンテがクロスを供給すると、中央で待ち構えていたラングレがきっちりとゴールネットを揺らし、先制点を奪った。

この一撃で勢いに乗ったアトレティコは、わずか9分後に追加点をマーク。グリーズマンのシュートは相手GKに防がれたものの、ゴール前で詰めていたアルバレスが落ち着いて押し込み2点目を挙げる。さらに37分には左サイドを完全に崩し、ハビ・ガランが鋭いクロスを供給。これをデ・パウルが正確なシュートで仕留め、早くも3点目。アトレティコは前半だけで試合をほぼ決定づけた。

後半に入っても攻撃の手を緩めないアトレティコ。52分には、グリーズマンとアルバレスの息の合ったワンツーから華麗な連携が炸裂。グリーズマンが絶妙なトラップから冷静にゴールを沈め、4点目を奪取した。試合終了間際には、途中出場のセルロートがダメ押しの5点目を決め、アトレティコは終始相手を圧倒する形で試合を締めくくった。

3連勝を飾ったアトレティコは首位バルセロナとの勝ち点差2に縮め、優勝争いに向けて大きな一歩を踏み出した。