アブドン・プラッツの勝ち越しゴールでバレンシアCFに2-1で勝利!【RCDマジョルカ】

マジョルカ
チーム・協会

【@RCDMallorca】

島の英雄のゴールで大歓喜のソン・モイシュ

11月30日土曜日、RCDマジョルカはラ・リーガ第15節でバレンシアCFDと対戦した。ホーム、エスタディ・デ・ソン・モイシュで迎えたこの一戦。試合開始直前にはDANA(豪雨)被害を受けたバレンシアとその関係者へ追悼の意として拍手を送った。

前半序盤は互角の戦いが繰り広げられた。バレンシアは高い位置からプレスを仕掛け、マジョルカのビルドアップを阻止しようとした。一方でマジョルカは試合に入り込んで行ったのち、早いリズムで攻撃を仕掛け続けた。ロベルト・ナバーロがチャンスを作り出す場面も多く見られた。

22分、先制点を掴んだのはバレンシアだった。ヨハン・モヒカのハンドによるPKをルイス・リオハが確実に決め、スコアは1-0に。

その後ラリンが反撃を試みるも相手ゴールキーパに阻まれてしまった。

しかしラリンは諦めなかった。前半終了間際、ナバーロが見事なスルーパスでダニ・ロドリゲスを走らせ、ダニが完璧なクロスを供給。これをラリンが的確に合わせてゴールネットを揺らした。ダニにとって今季4つ目のアシストとなり、彼のチームへの貢献度の高さが改めて証明された場面だった。

後半、マジョルカは一気にギアをあげ、高い位置からのプレスでバレンシアの攻撃を封じ込めた。主導権は完全にマジョルカが握っていたように見えたが、両チームとも堅実な守備を見せ、なかなか決定機が訪れなかった。

81分、同郷出身のセルジ・ダルデルと島の英雄アブドン・プラッツの連携が光り、アブドンが貴重な勝ち越しゴールを決めた。この一撃でソン・モイシュの観客席は歓喜の渦に包まれ、そのまま試合終了へ。

2連勝を飾ったマジョルカがホームのソン・モイシュでバレンシアを2-1で、一時的に24ポイントで5位に浮上した。

次節は12月4日のバルセロナ戦。浅野拓磨復帰の声が囁かれる中、注目の一戦となるだろう。
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著者プロフィール

RCDマジョルカはスペイン・バレアレス諸島州パルマ・デ・マヨルカに本拠地を置くサッカークラブで、1916年に設立されました。バレアレス諸島に本拠地を置くサッカークラブの中ではもっとも歴史が古いクラブとして知られています。19/20シーズン、そして21/22シーズンには日本代表の久保建英選手がプレーしています。

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