2024年11月19日W杯アジア最終予選中国対日本DAZN観戦の感想
【これはnoteに投稿された平繁無忙 Hirashige Mubouさんによる記事です。】
インドネシアとのアウェイ戦を、ヒヤッとするところもありながら終わってみれば0-4での勝利と、盤石の首位キープとなった森保ジャパンは、今日もアウェイで中国との対戦です。
最終予選は折り返しての6試合目。今日も勝てば1位通過がほぼ確定だと言えます。既に確定と言っても良いとは思いますが。
インドネシア戦からスタメン5人を変更し、中村敬斗や久保建英、伊東純也らがスタメン復帰です。
中国、日本ともに慎重な試合の入り方をして、お互いにリスクをいきなり賭ける攻撃はせずに始まりました。
当たり前ですが中国がかなり守備を意識したやり方で挑んできていて、初戦と比べるとかなり整理されたサッカーをしているように思います。
逆に日本が工夫のない攻撃をしていて、連動と言うよりも個人技での突破に頼っている感があります。中国のミス待ちみたいな状態ですが、ロングシュートとかも必要でしょうね。
24分には良い形で中村敬斗にボールが入るも、クロスは大きくバーの上に逸れました。
30分にはむしろ逆に中国にシュートを放たれ、CKに。ここまでの展開ははっきり言って互角と言って良いレベルです。ゲームプランの遂行度合いで言うと、明らかに中国のペースの前半になっています。
小川のロングシュートの後にピッチへの乱入者もあったり、なかなかにカオスになってきました。
35分辺りから日本が押し込むようになってきました。このパターンならいずれは得点出来そうですが、前半終了前にできるかどうか。39分には久保がカットインからシュートもワンダーレイのセーブに遭います。
そのCKから久保が蹴ったボールに小川が頭で合わせてついに日本が先制。中国は押されはじめたことが分かっていたとは思いますが、その日本ペースの5分ほどの間にシュートをたたみかけることが出来たことがゴールにつながりました。
さらにアディショナルタイム5分が終わりかけたところの右CKで、伊東のキックに町田が後ろにそらして最後に板倉が押し込んで2点目。
まさに、いかにも攻めあぐねる強豪が、しのぎ続ける格下相手に得点する、よくあるパターンで2点取って前半終了となりました。
後半は交代無しで開始。しかしここで落とし穴がありました。48分に攻撃から選手が戻りきれず、数的同数なところでボールを奪えず抜けてしまい、落ち着いてシュートを決められて失点。ついにこの最終予選でオウンゴール以外での失点となりました。
しかし54分、右サイドの伊東純也がフェイントで交わしきってフリーで上げたクロスに上田が万全のどフリーでヘディングシュートを決めて3点目。失点直後に得点出来たのは大きい。
64分、森保監督は鎌田・三笘を南野・中村に代えてピッチに入れました。中村敬斗は最終予選で苦しんでいますね。一番ヤバそうなのはどうにも良くない板倉なんですが、怪我人続出のCBでは出さざるを得ませんが。
試合はオープンな展開になってきて、お互いに相手ゴール前でシュートを放つシーンが訪れます。
77分、さらに伊東・小川を下げて橋岡・古橋を投入。そして、85分、最後の交代は久保から前田大然。もう完全にクローズに入りました。
もっと攻めろと言いたくなる人もいるでしょうが、1点取られたら怪しくなる状況であり、無理に攻めるよりも試合を塩漬けにして何も起こらないサッカーにするのは間違っていません。まあ今日のメンバー、フォーメーション、戦い方に関して言えば、テストは失敗だったと言っても良いとは思います。
目論見通り何事も起きない後半アディショナルタイムを過ごして試合終了。1-3で日本勝利です。ただ、内容もスコア展開も不満は残りましたね。選手やスタッフ自身が何より自覚しているでしょうけれど。
今日の個人的マン・オブ・ザ・マッチは小川航基で異論はないでしょう。上田綺世が不在でも勝敗には影響しないレベルにまでは持っていけました。むしろ今の日本代表の問題点は攻撃よりも守備にあります。
この最終予選では3バックで戦い、上手く行かないところがあってもなんとかなってきましたが、やはりこのフォーメーションでは攻撃と守備のバランスが良くないように思えます。ただ、最終予選の間はずっと3バックでしょうね。でないと試している意味がありません。
選手の質やタイプによって3-6-1が生きるかどうかの状態になってしまっていますので、それをどこまで誰が出ても使いこなせるフォーメーションにまで持っていくか。出場権獲得が当たり前の最終予選では、森保監督のミッションとしてはいかに本大会で戦えるチームにするかということですが、未だ道半ばのようです。
ここでしばらく代表はお休み。次は3月ですね。そこで2位以上が決まって出場権獲得となるはずです。
ちなみに、同時間帯に行われていたインドネシア対サウジアラビアの試合も見ていましたが、試合開始からインドネシアが結構攻めていて、前半早い時間にインドネシアが先制、さらに後半に追加点でついに初勝利か、と思い始めた終了間際。インドネシアの選手が主審に文句を言ってイエロー、直後にサウジのリスタートに特攻してファウルでレッドカードとクソみたいな展開で数的不利に。
その後も揉み合って文句を言い合って倒し合った挙げ句にお互いに警告を受けたりしていましたが、結局インドネシアがついに初勝利となりました。勝ち点6でサウジ・中国・インドネシアが並ぶことになりました。2位以下は本当に混戦ですねえ・・・。
最終予選は折り返しての6試合目。今日も勝てば1位通過がほぼ確定だと言えます。既に確定と言っても良いとは思いますが。
インドネシア戦からスタメン5人を変更し、中村敬斗や久保建英、伊東純也らがスタメン復帰です。
中国、日本ともに慎重な試合の入り方をして、お互いにリスクをいきなり賭ける攻撃はせずに始まりました。
当たり前ですが中国がかなり守備を意識したやり方で挑んできていて、初戦と比べるとかなり整理されたサッカーをしているように思います。
逆に日本が工夫のない攻撃をしていて、連動と言うよりも個人技での突破に頼っている感があります。中国のミス待ちみたいな状態ですが、ロングシュートとかも必要でしょうね。
24分には良い形で中村敬斗にボールが入るも、クロスは大きくバーの上に逸れました。
30分にはむしろ逆に中国にシュートを放たれ、CKに。ここまでの展開ははっきり言って互角と言って良いレベルです。ゲームプランの遂行度合いで言うと、明らかに中国のペースの前半になっています。
小川のロングシュートの後にピッチへの乱入者もあったり、なかなかにカオスになってきました。
35分辺りから日本が押し込むようになってきました。このパターンならいずれは得点出来そうですが、前半終了前にできるかどうか。39分には久保がカットインからシュートもワンダーレイのセーブに遭います。
そのCKから久保が蹴ったボールに小川が頭で合わせてついに日本が先制。中国は押されはじめたことが分かっていたとは思いますが、その日本ペースの5分ほどの間にシュートをたたみかけることが出来たことがゴールにつながりました。
さらにアディショナルタイム5分が終わりかけたところの右CKで、伊東のキックに町田が後ろにそらして最後に板倉が押し込んで2点目。
まさに、いかにも攻めあぐねる強豪が、しのぎ続ける格下相手に得点する、よくあるパターンで2点取って前半終了となりました。
後半は交代無しで開始。しかしここで落とし穴がありました。48分に攻撃から選手が戻りきれず、数的同数なところでボールを奪えず抜けてしまい、落ち着いてシュートを決められて失点。ついにこの最終予選でオウンゴール以外での失点となりました。
しかし54分、右サイドの伊東純也がフェイントで交わしきってフリーで上げたクロスに上田が万全のどフリーでヘディングシュートを決めて3点目。失点直後に得点出来たのは大きい。
64分、森保監督は鎌田・三笘を南野・中村に代えてピッチに入れました。中村敬斗は最終予選で苦しんでいますね。一番ヤバそうなのはどうにも良くない板倉なんですが、怪我人続出のCBでは出さざるを得ませんが。
試合はオープンな展開になってきて、お互いに相手ゴール前でシュートを放つシーンが訪れます。
77分、さらに伊東・小川を下げて橋岡・古橋を投入。そして、85分、最後の交代は久保から前田大然。もう完全にクローズに入りました。
もっと攻めろと言いたくなる人もいるでしょうが、1点取られたら怪しくなる状況であり、無理に攻めるよりも試合を塩漬けにして何も起こらないサッカーにするのは間違っていません。まあ今日のメンバー、フォーメーション、戦い方に関して言えば、テストは失敗だったと言っても良いとは思います。
目論見通り何事も起きない後半アディショナルタイムを過ごして試合終了。1-3で日本勝利です。ただ、内容もスコア展開も不満は残りましたね。選手やスタッフ自身が何より自覚しているでしょうけれど。
今日の個人的マン・オブ・ザ・マッチは小川航基で異論はないでしょう。上田綺世が不在でも勝敗には影響しないレベルにまでは持っていけました。むしろ今の日本代表の問題点は攻撃よりも守備にあります。
この最終予選では3バックで戦い、上手く行かないところがあってもなんとかなってきましたが、やはりこのフォーメーションでは攻撃と守備のバランスが良くないように思えます。ただ、最終予選の間はずっと3バックでしょうね。でないと試している意味がありません。
選手の質やタイプによって3-6-1が生きるかどうかの状態になってしまっていますので、それをどこまで誰が出ても使いこなせるフォーメーションにまで持っていくか。出場権獲得が当たり前の最終予選では、森保監督のミッションとしてはいかに本大会で戦えるチームにするかということですが、未だ道半ばのようです。
ここでしばらく代表はお休み。次は3月ですね。そこで2位以上が決まって出場権獲得となるはずです。
ちなみに、同時間帯に行われていたインドネシア対サウジアラビアの試合も見ていましたが、試合開始からインドネシアが結構攻めていて、前半早い時間にインドネシアが先制、さらに後半に追加点でついに初勝利か、と思い始めた終了間際。インドネシアの選手が主審に文句を言ってイエロー、直後にサウジのリスタートに特攻してファウルでレッドカードとクソみたいな展開で数的不利に。
その後も揉み合って文句を言い合って倒し合った挙げ句にお互いに警告を受けたりしていましたが、結局インドネシアがついに初勝利となりました。勝ち点6でサウジ・中国・インドネシアが並ぶことになりました。2位以下は本当に混戦ですねえ・・・。
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