【BOATRACE】静岡の先輩たちに感謝 河合佑樹がSG初優出初Vで初のGP出場獲得! 下関チャレンジカップ
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レースは進入から盛り上がった。S展示では枠なりの3対3だったが、本番では地元の意地がある寺田祥が3カドに持ち出しての2対4。この進入を見た河合佑樹は「絶対にスタートを行ってやろうと思った」とさらに闘志に火がついた。師匠の坪井康晴が2コースから壁になると思いきや、まさかのスタート遅れ。壁のない1コース戦になってしまったがしっかりターンを決めて、まくり差しにチェンジした寺田を振り切り、1マークで早くも後続をぶっちぎった。
寺田祥はまくり差しが及ばず2着まで。1マークで失速していた坪井康晴に接触しながら、まくり差しで3番手に抜け出した池田浩二を、土屋智則が2マーク差して逆転し3着に浮上。3連単の1-3-4は1520円の5番人気。なお、坪井は池田と接触した時にモーター不調となり、不完走失格(選手責任)となった。
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静岡支部の結束力を象徴するようなエピソードだが、さらに付け加えるなら、SG戦の初優出初優勝は静岡支部の得意技。64期の服部幸男以降、河合佑樹も含めると9人ものSG戦覇者が誕生しているが、その服部を筆頭に菊地孝平、坪井康晴、深谷知博、笠原亮の5人はいずれも初優出で初優勝を飾っている。しかも、この5人はその1回だけでなく、後にSG戦を複数回優勝している共通点がある。河合もきっと偉大な先輩たちに続いて2回、3回とさらに優勝を積み重ねるのではないだろうか。
この優勝で来月17日に住之江で開幕するSGグランプリへの初出場も決め「全てがチャレンジャーだと思って、1走1走頑張るだけです」と決意を新たにした。
なお、これでグランプリ出場18人が決定。大会前の18位以下からは河合佑樹と佐藤翼が大逆転のペスト18突入。一方、大会前には17、18位ながらF休みでチャレンジカップ不参加だった山口剛と丸野一樹が脱落した。また、優出4着の池田浩二は11位から6位に浮上、大会前に6位だった平本真之を逆転し2ndステージからの出場を決めた。
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