G1尼崎ダイヤモンドカップ優勝戦 吉田裕平に続き記念初タイトルに挑む黒井達矢

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【(C)BOATRACE 黒井達矢】

きのう14日が最終日だったボートレース丸亀の「G1京極賞 開設72周年記念競走」は吉田裕平のG1初Vで幕をおろした。
「記念優勝戦1号艇は初めてなのでどういう心境になるか分かりませんが、できることをしたい…」とはレース前のことば。
優勝後は「緊張することなく普通のレースの感覚でいけました」と語った一方、「今節は運と流れだけでやってきた感じ。実力だとは思っていません。次は実力でタイトルを取りたいです」と自らを戒め、鼓舞する姿勢をみせていたのが印象的だった。今後が大いに期待される。

その丸亀から1日遅れで開催されているのが尼崎の「G1尼崎ダイヤモンドカップ」。きょう15日の12Rが優勝戦である。メンバーは下記のとおり。

1号艇 黒井達矢(G1V0)「ターンのかかりや乗りやすさがいい」
2号艇 宮地元輝(G1V1)「バランス取れ全体的にトップクラス」
3号艇 定松勇樹(G1V0)「バランス取れた中堅上位。納得の足」
4号艇 井口佳典(G1V16)「伸びは普通だが、出足の良化に成功」
5号艇 徳増秀樹(G1V4)「ターン回りや出足がよく、実戦向き」
6号艇 松田祐季(G1V2)「乗り心地は悪くないが、出足に課題」

G1初Vを狙うのは黒井達矢(埼玉出身・埼玉支部36歳)【写真2枚】と定松勇樹の2人だが、定松勇樹は今年5月の多摩川SGボートレースオールスターを制しており、記念ウイナーの仲間入りを果たしている。タイトルと無縁なのは黒井達矢、ただ1人ということになる。

【(C)BOATRACE 黒井達矢】

デビューは2008年11月15日の戸田。選手生活16年目に入った黒井達矢が経験値を生かすのは当たり前。焦ることなく、冷静に力強く立ち回ることだろう。注目したい。
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