<国内男子ゴルフ>宮崎は始まりの地。平田憲聖のイチ推しは?

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「第51回ダンロップフェニックス」

11月14日ー17日 フェニックスカントリークラブ(宮崎県)7042yard・par71 ▼ 13日・事前情報

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平田憲聖(ひらた・けんせい)が、思い出深い宮崎に、賞金1位で戻ってきた。

2位の金谷拓実(かなや・たくみ)とは668万9657円差。
残り3戦ともV賞金4000万円となれば、おのずと「1試合1試合、1打1打の結果が左右してくる。今週も大事な試合になってくる」と、気も引き締まる。

予選ラウンドは、昨年史上7人目のアマVを達成した杉浦悠太(すぎうら・ゆうた)と、招待外国人選手のバティアと同組。
「杉浦選手は昨年、アマチュアで勝ったということで攻略など吸収できることも多いと思いますし、海外選手が日本でどんなゴルフをするのかも楽しみ。組全体で盛り上げていけたらな、と思いますし、学びは多いと思います」と、楽しみだ。

本大会は、22年から3年連続の出場で、昨年大会は7位。
「去年の最終日最終ホールはボギーを打っていますし、そんなに良いゴルフができた実感はなかったですが、振り返ると1桁フィニッシュ。トップ10が出来ていた」。
松林で区切られた海沿いのコースはまずティショットでフェアウェイをキープし、我慢強くプレーを続けるのが鉄則だ。
「どちらかというと、我慢しながらチャンスを生かしていくのが自分の武器なので」。
苦手意識は考えない。

大阪学院大3年時の21年に「日本学生」を制してツアー予選会のQTサードの資格を得てプロ転向を決意し、姉妹コースのトム・ワトソンゴルフコースで行われたファイナルQTで2位の成績を収めて出場資格を得た。

いわば、プロゴルフ人生始まりの地でもある。
「宮崎は人も優しいですし、気候もいいですし、空港に一歩下りたら南国みたい。雰囲気がすごく好き」。

ご当地フードも楽しみで、今週もすでに「地鶏や肉を食べました」と、満喫する。
中でも、「トマトラーメン」がお気に入りと言い、「ぼく普段、ラーメンはあんまり食べないんですけど。宮崎に来たらそれは必ず食べます」と、定番になっている。

過去50回のVリストを見回しても、中嶋やジャンボや松山やウッズにケプカなど。
国内外のビッグネームばかりだ。

「先輩方が優勝されてきた歴史ある大会。ぜひ僕もそこに名前を刻めるように」と目標を語り、「賞金1位らしいプレーをお見せできるように頑張りたい」と意気込んだ。

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