ラ・リーガ第13節、リーグ3位を走るアトレティコ・デ・マドリーはアウェイでマジョルカと対戦した。敵地マジョルカ島に乗り込んだシメオネ監督は最前線にグリーズマンとフリアン・アルバレスを起用。また、前節のラス・パルマス戦でクラブ初ゴールを決めた息子ジュリアーノも右サイドハーフに抜擢した。

試合は開始10分からラングレが警告を貰うなど激しい展開に。両者一歩も譲らずハーフタイムを迎えたが、試合が動いたのは61分だった。GKオブラクがキャッチするとすかさず最前線にロングフィード。スピードで相手2人を置き去りにしたジュリアーノがGKと1対1を迎えると、後から追いついたアルバレスに横パスを流し、アルゼンチン代表エースが無人のゴールにボールを流し込んだ。

さらに64分、自陣での相手とのデュエルに競り勝ちコケが前方の大きく空いたスペースにボールを出すと、追いついたリケルメがGKと1対1を迎えてシュート。しかし若干コースが甘く、シュートはセーブされてしまう。

その後は全員で自陣にこもり、1点リードを守り抜く選択をしたアトレティコ・デ・マドリー。試合終盤に相手FWアブドン・プラッツにゴールチャンスを与えるが、守護神オブラクのファインセーブでピンチを凌ぐと、1-0でタイムアップ。

虎の子の1点を守り切り勝ち点3を獲得したアトレティコ・デ・マドリー。リーグ3位を維持し、代表ウィークを迎えている。