【U18日清食品トップリーグ2024 (男子) 大会レポート】「自分が動くことで相手も動く」 開志国際 #5 平良宗龍
【©U18日清食品リーグ】
「ディフェンスから速いオフェンスという、開志らしいバスケができれば」と#5 平良宗龍選手(3年/182cm)は、前日に福岡大学附属大濠との試合のポイントを話していましたが、その言葉どおり、出だしから気持ちの入ったプレーで試合のペースを握ったのは開志国際でした。
第1クォーターで平良選手が8得点、千保銀河(3年/190cm)選手が3ポイントシュートを含め7得点と続き26-15とリードを得ました。しかし、第2クォーターに入ると、開志国際がシュートを決め切れず、その間に福岡大学附属大濠が#14 高田将吾選手(3年/189cm)を中心に、一歩ずつ差を縮めていきます。前半終了間際に高田選手の3ポイントシュートが決まり、36-36と同点に追い付きました。
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「試合の出だしは、自分たちが考えていたように、ディフェンスから走る展開が作れたと思います。ですが、第2クォーターには、自分がボックスワンに近いディフェンスで厳しいマークに合い、脚が止まってしまったことで、チーム全体の流れも止まってしまいました」と平良選手は前半の流れを振り返ります。
それでも「後半はもう一度、自分たちのバスケ、速い展開で攻めていこうと臨み、自分もゴールを狙いながらも、ディフェンスを引き付けられたら、仲間にゴールにつながるようなパスをしようと意識していました。千保選手、中塚選手といったシュートの入る選手もいますし、勝負どころで清水選手も決め切ってくれました」と後半に自分たちでアジャストしていったことで、勝利を呼び込みました。
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平良選手はこのように締めくくります「まだ終わりではありません。今日の試合の第2クォーターのようにならないように、試合を通して自分たちのバスケッボールができるようにしていきたいです。自分としてはまずは得点を取りに行き、相手のディフェンスを見ながら、味方を生かせるようにしていきたいです。自分がシュートを打てなくても、自分が動くことで、相手も動くと思うので、脚を止めないように意識していきます」
平良選手は最終日もチームに勝利を導くために、動き続けるに違いありません。「U18日清食品トップリーグ2024」の優勝争いは最終日にもつれ込みました。最後に笑うのはどのチームか。熱い戦いに最後まで目が離せません。
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