モリーナ弾&コレアの劇的フィニッシュでPSGを撃破!|アトレティコ・デ・マドリー

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先制を許したものの猛攻を防ぎきり、1-2で逆転勝利

【©️Atleti】

アトレティコ・デ・マドリーは、チャンピオンズリーグ・リーグフェイズ初戦でライプツィヒを2-1で下したものの、その後ベンフィカ(4-0)とリール(3-1)に連敗を喫している。これ以上ポイントを落としたくないアトレティコは、アウェイでのパリ・サンジェルマン戦に挑んだ。

アトレティはボールを持っていないときは4-4-2に落ち着き、プレッシャーがかかる場面は5バックによって強固な陣営を敷いていた。一方のパリ・サンジェルマンは、サイドで非常に広い位置取りをしながら、中央を押し上げており、背後を取るボールを何度も出してきた。

試合が動いたのは、16分。モリーナのパスが乱れ、ラングレがデンベレのプレスから自陣ペナルティエリア付近でボールを奪われた。そして、ザイール・エメリがパスを受けると、彼にオブラクの頭上を抜けるチップシュートでフィニッシュを決められた。

先制されたアトレティコであったが、すぐさま同点に追いつく。PSGはアトレティコの攻撃後のクロスに対応できず一度クリアしようとしたところ、ボールはモリーナに当たり、アルゼンチン人はゴールキーパーの横を抜けて左上隅に力強いシュートを決めた。

【©️Atleti】

前半のうちに同点に追いついたアトレティコ・デ・マドリーは、後半に向けてヘイニウド、コケ、リケルメを投入して中盤に新鮮さを取り戻すが、試合は防戦が続いた。

73分、パリ・サンジェルマンが右サイドのペナルティエリアに近い場所でフリーキックを獲得。ショートコーナーからヴィティーニャがファーへクロスを入れると、走りこんだマルキーニョスがフリーでヘディングシュート。だが、GKオブラクがしっかりとボールをキャッチし、ゴールを守り切った。

アトレティに劇的なチャンスが訪れたのは、試合終了間際。パリ・サンジェルマンの攻撃をしのぎ、オブラクがボールをキャッチすると、すぐさまスローイングから前線のグリーズマンに。そして、コレアがフリーで右サイドから駆け上がると、キックフェイントから決勝ゴールを決めた。

後半の枠内シュートが2本という中で少ないチャンスをものにしたアトレティコ・デ・マドリーは、パリ・サンジェルマン相手に勝ち点3を獲得した。
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著者プロフィール

アトレティコ・デ・マドリーは、スペインのマドリーを本拠地とし、ラ・リーガに所属するサッカークラブです。1903年に創立し、プリメーラ・ディビシオン(1部)優勝11回、コパ・デル・レイ優勝10回、UEFAヨーロッパリーグ優勝3回、UEFAチャンピオンズリーグ準優勝3回を誇り、ヨーロッパを代表する歴史あるクラブです。

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