従業員のコミュニケーション活性化、企業の信用力向上を実現。アサックスと東京サントリーサンゴリアスの取り組み

チーム・協会

株式会社アサックスの従業員及び関係者の皆様 【東京サントリーサンゴリアス】

「ラグビーという共通話題で社内の従業員同士の会話が増えた」「ラグビーをきっかけにお客様との会話が発展し営業成果があがった」。不動産担保ローンを提供するアサックスは、東京サントリーサンゴリアスのパートナーになったことで「従業員のコミュニケーション」と「企業の信用力」という、会社経営にとって欠かせない2つの重要なパーツを強化できたと語る。

期待以上だったというパートナーとしての成果やメリット、またそこに至るまでの経緯、今後のサンゴリアスに期待することなどについて、株式会社アサックス代表取締役社長の草間雄介氏にお伺いしました。

■新しいことにチャレンジする方を支援。社会にとって必要なサービスを提供し続けていく、力強い会社を目指す

―まずは貴社の事業について教えてください。

草間氏:弊社は不動産を担保にお客様に融資する不動産担保ローンの事業を展開しています。銀行の融資に近い形なのですが、銀行にはカバー出来ないお客様の資金需要に対して融資するのが私たちの仕事となります。例えば年齢制限がある場合や、融資するまでに何ヵ月もかかってしまう場合でも、私たちでしたら最短3日で融資できるのが特長です。銀行の場合はお客様の事業の正確性や実績を求められるのですが、私たちは新しいことにチャレンジする方に対して、実績がなくても積極的に融資していこうという方針を大事にしています。そのためご利用される方は、事業をされている方、ビジネスをされている経営者の方、個人事業主の方などが多い状況です。

―会社として目指している姿は何でしょうか。

草間氏:社会に価値を提供していくことは当然のことだと思っていますが、それと同時に私たち会社としても生き残っていかなくてはいけません。今は時代の変化がすごく激しいので、何かがあっても変化し続けられる会社でありたいと思っています。銀行ではカバー出来ない資金需要というのは一定数あり、そういった資金需要に応えることが社会にとって必要なサービスだと思っておりますので、これを常に続けていくことが私たちの使命だと思っています。コンパクトな形であろうともこの商品を提供し続けていく、そのための組織体系や変革できる力強さがある会社を目指しています。

株式会社アサックス 代表取締役社長 草間雄介氏 【東京サントリーサンゴリアス】

―東京サントリーサンゴリアスとパートナー契約を結んだキッカケや背景は何だったのでしょうか。

草間氏:はじめは仕事でお付き合いのある企業から、あるスポーツのスポンサーをやってみませんかとお話をいただいたことがキッカケです。私の父である会長(草間庸文氏)が元々ラグビーが好きで、私の弟もラグビーをやっていたこともあって冗談半分に「ラグビーだったらやるんですけどねぇ」と話をしたところ、サントリーさんをご紹介いただきました。当初はコストパフォーマンスがどうなのかなと思い、もう少し下の方のスポンサーをやらせていただこうと思っていたんですよ。

―それが今のパートナーシップに至ったのはどのような経緯があったのでしょうか?

草間氏:私たちのビジネスは一般的には「ノンバンク」と言われるものになります。ノンバンクには色々な種類があるのですが、特に私たちのメインとなる年齢層の中には抵抗感が強い方もいます。私たちとしては上場企業であるということが一つの信用力ではあるのですが、それだけでは足りない時もあるんです。その中で東京サントリーサンゴリアスのスポンサーをやらせていただくことで、サントリーさんの看板があることによって会社の信用力も上がるでしょうという期待もあり、ロゴも使わせていただけるスポンサー枠の一番いいラインはどこかなと狙ったというのが本音です。最初はユニフォームの太ももあたりに弊社のロゴが載るようなところで会長と話を進めていたのですが、やっぱり胸の部分にある方がカッコいいですよね。せっかくやるんだったら見えにくい部分にあるのはどうなのかなとも思い今に至ります。

■東京サントリーサンゴリアスとの取り組みで得た成果:「従業員のコミュニケーション活性化」「企業の信用力向上」を実現

―パートナーシップの取り組みの成果はいかがでしたか。

草間氏:今振り返ると、パートナーをやらせていただいて本当に良かったなと思っています。弊社のロゴがサンゴリアスさんのユニフォームの胸についたことで、お客様が「あれ、ラグビーですか?」と気づいていただき、そこから話が発展していくことが増えました。営業効果としても非常に成果がありましたし、選手のサイン入りユニフォームを全支店で飾っているのですが、すごく反響があるんです。ラグビーをきっかけとして話の流れが良くなっていくことも多く、最初に私たちが求めていた会社の信用力にもつながっていますね。今、山手線で広告動画を流していますが、最後に東京サントリーサンゴリアスのロゴも合わせて流させていただいているんです。それだけで信用力になるというのはすごく大きいですし、お客様との会話のなかでも、一つの共通の話題となり関係性強化につながっています。しかもラグビーにはノーサイドの精神があるようにスポーツとして非常にクリーンですよね。サントリーさんの信頼、そしてラグビーのクリーンなイメージにより、弊社のイメージアップになり、お客様に対しての信用力、安心につながるのが非常に大きいですね。

―社内での反応はいかがでしょうか。

草間氏:社内でも、ラグビーという共通話題ができて、従業員のコミュニケーションが活性化しました。
最近の時代の流れか、社員同士のつながりがすごく希薄になってきていると感じていたんです。コロナがあり、私たちの会社も一時期オンラインや在宅勤務に移行しましたが、そうすると段々と社員の表情が暗くなっていくんですね。これは良くないということで、社内での会食などみんなが集まる機会を復活していった中で、個人が尊重される時代ではあるけれどやはりコミュニケーションやつながりが重要だと気が付かされました。サンゴリアスの試合観戦を募集すると結構な人数の社員が集まりますし、共通の話題が生まれますよね。先日も金曜夜の試合でしたが、ほぼ全社員が応援に行き、ラグビーを楽しんでいました。

共通の話題ができると会社でも試合の話で盛り上がりますし、私たちの会社では毎週月曜日にサンゴリアスの試合結果を全従業員にお知らせしているんですよ。そうすると「いい試合だったねぇ」とか、行けなかった社員の方も「どんな試合だったんですか?」という話になり、共通の話題でコミュニケーションを取れるようになる。仕事以外でそういう話題ができることは良いことだなと思っています。実はサンゴリアスのパートナーになるにあたり、こうした社内的な取り組みにまで効果があるとは期待していなかったのですが、結果的には一つの共通の話題で社員同士のコミュニケーションが増えたのですごく良かったなと思っています。会話は本当に大事ですからね。

株式会社アサックスの従業員及び関係者の皆様 【東京サントリーサンゴリアス】

株式会社アサックスの従業員及び関係者の皆様 【東京サントリーサンゴリアス】

―今後に向けてサンゴリアスに期待すること、要望などありましたら教えてください。


草間氏:優勝を目指してほしいですね。名門のサントリーさんだからこその使命があるような気がするんです。例えばラグビーを日本で広めていくことができるのも名門でパワーのある会社だからできることだと思います。本当に個人的な思いにはなりますが、サントリーさんにはもっとラグビーを広めていただきたいです。日本ではラグビーというもの自体にあまり馴染みがないと思うんですよ。日本代表の活躍で人気、知名度もだいぶ上がってきているとは思いますが、日々の中でのリーグワンの役目があり、それを引っ張っていくのはやはり名門だと思っていますから。そうなれば、いちファンとしてもハッピーですし、パートナーとしてもすごくハッピーになる。そのための手段が優勝ということで……

一方で、パートナーとしてもっと何かできないかなというのは私たちも考えていることなんです。ちょっと悔しいところがあって、モノを作っている他のパートナーさんは色々なところで分かりやすいプラスアルファができていますが、サービスを提供している私たちのような会社はこれ以上の何かでチーム、選手をサポートさせていただきたいと思ってもそれがなかなかできない。ですから、何か違う形でサポートできればいいなと考えています。今後、共に成長していけるパートナーになっていけたら嬉しいです。
この度は、取材にご協力いただきありがとうございます。

東京サントリーサンゴリアスでは、共に成長していけるパートナー企業を募集しています。
従業員のコミュニケーション活性化や、ビジネス機会創出など、ご興味ある方はぜひお気軽にお問い合わせいただけると幸いです。
以下、関連リンクより詳細ご確認ください。
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著者プロフィール

「東京から世界へ日本ラグビーを牽引し、世界にチャレンジするクラブへ」という意味を込め、 ホストエリアを東京都・港区・府中市・調布市・三鷹市と定め、「東京」を冠した。 今季からは大学選手権優勝に導いた経験を持つ田中澄憲が監督に就任し、 「SUNGOLIATH PRIDE~All for Victory~」をスローガンに揚げ、 伝統のアタッキングラグビーで頂点にチャレンジする。

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