新大関大の里が誕生 番付発表 令和6年九州場所

公益財団法人 日本相撲協会
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新たな顔ぶれが昇進

令和6年九州場所の番付が10月28日に発表され、新大関大の里の他、新入幕にウクライナ出身の獅司と大阪府出身の朝紅龍の昇進が発表されました。
また再入幕には千代翔馬と時疾風に加え、三月場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たした尊富士。

先場所優勝し、新大関となった大の里の会見の様子 【公益財団法人日本相撲協会】

新入幕 獅司
ウクライナ出身として初の幕内力士となった獅司。師匠の雷親方(元垣添)としては、自身が部屋を継いでから初めての幕内力士誕生となりました。
新入幕について聞かれると、開口一番に自身のしこ名にちなみ「うれ"しし"です」とコメントしました。
今場所は勝ち越しを目指して頑張りたい、とのことです。
雷親方は、「番付表の名前が一番上の段にあって大変嬉しい。次は三役を目指して、部屋全体で精進していきたい」と話しました。

会見で笑顔を見せる獅司と師匠の雷親方 【公益財団法人日本相撲協会】

新入幕 朝紅龍
大阪府出身では昨年名古屋場所の豪ノ山以来、戦後23人目の幕内力士となった朝紅龍。同部屋の朝乃山がケガで番付を落としている中で、昇進を決めました。
意気込みを聞かれると、「どんどん前に出ていく相撲をとることが、勝ちにつながると思う。"謙虚"な気持ちを持って場所にのぞみたい」と話しました。
師匠の高砂親方(元朝赤龍)は、「新入幕の場所なので、まずは勝ち越しを目指して、一日一番集中して自分の相撲をとってもらいたい」とのことです。

自身のしこ名を指差す朝紅龍 【公益財団法人日本相撲協会】

再関脇に大栄翔、再小結には若元春と正代。
新十両は安青錦(あおにしき)、若碇(わかいかり)、琴栄峰(琴手計改ことえいほう)が、再十両には栃大海、千代丸、生田目が名を連ねました。
大相撲九州場所は11月10日(日)~11月24日(日)まで、福岡国際センターで開催いたします。
多くの力士が、新たな土俵へ挑戦となる場所を迎えます。
たくさんの応援をよろしくお願いいたします。
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