福岡マスターズリーグ 岡本義則さんを抜き1着本数歴代4位となった西島義則
【(C)BOATRACE 西島義則】
ボートレース戸田のSGボートレースダービーは、地元の桐生順平が優勝を飾り閉幕した。3コースからコンマ16のスタートを決め、渾身(こんしん)のツケマイ(同体まくり)を敢行、SG4回目の栄冠を勝ち取っている。この優勝で賞金ランキングは12位から2位に浮上。トライアルセカンドからのグランプリ出場を確定させている。
【(C)BOATRACE 西島義則】
その戸田ダービー優勝戦の数分後、ボートレース福岡では「マスターズリーグ第7戦」の2日目予選12Rが行われ、SG7冠の西島義則(島根出身・広島支部62歳)【写真2枚】が勝利。前半6Rの白星(3031勝目)と合わせ通算3032勝目を挙げている。
この数字はやや中途半端だが大きな意味がある。
かつて福岡支部の大御所として名を馳せ、“ターンの魔術師”とも呼ばれていた岡本義則さんの1着回数3031を抜いたからだ。本人も「目標の1つを超えることができました」と手放しの喜びようだった。
そして、「まだ3人の偉大な先輩がいますので、目標としてがんばりたい」とも話している。
遠い過去の成績にはデータベースがないものもあるが、残されている記録は以下のとおり。すなわち、西島義則のモチベーションである。
1位 北原友次さん(登録番号1481・岡山支部) 3417勝
2位 加藤峻二さん(登録番号1485・埼玉支部) 3294勝
3位 倉田栄一さん(登録番号0318・三重支部) 3088勝
4位 西島義則選手(登録番号3024・広島支部) 3032勝
5位 岡本義則さん(登録番号1488・福岡支部) 3031勝
そしてもう1つ忘れてはならないのが、今年9月に多摩川で達成した通算5000回の2連対(1着と2着の合計)記録。
西島義則は、「自分がデビューした当時は2着までが舟券の対象。その感覚は今でも残っていて、ファンの皆さんに貢献するには2着までと言い聞かせて走っています」と語る。
優勝歴や獲得賞金もさることながら、舟券貢献度に重きを置いているのだ。大会のグレードに関係なく全力を尽くすのが「西島流勝負師」の姿。「今後もその姿勢で戦っていきたい」と前を向く62歳は、10月30日に63歳の誕生日を迎える。これからも注目したい。
この数字はやや中途半端だが大きな意味がある。
かつて福岡支部の大御所として名を馳せ、“ターンの魔術師”とも呼ばれていた岡本義則さんの1着回数3031を抜いたからだ。本人も「目標の1つを超えることができました」と手放しの喜びようだった。
そして、「まだ3人の偉大な先輩がいますので、目標としてがんばりたい」とも話している。
遠い過去の成績にはデータベースがないものもあるが、残されている記録は以下のとおり。すなわち、西島義則のモチベーションである。
1位 北原友次さん(登録番号1481・岡山支部) 3417勝
2位 加藤峻二さん(登録番号1485・埼玉支部) 3294勝
3位 倉田栄一さん(登録番号0318・三重支部) 3088勝
4位 西島義則選手(登録番号3024・広島支部) 3032勝
5位 岡本義則さん(登録番号1488・福岡支部) 3031勝
そしてもう1つ忘れてはならないのが、今年9月に多摩川で達成した通算5000回の2連対(1着と2着の合計)記録。
西島義則は、「自分がデビューした当時は2着までが舟券の対象。その感覚は今でも残っていて、ファンの皆さんに貢献するには2着までと言い聞かせて走っています」と語る。
優勝歴や獲得賞金もさることながら、舟券貢献度に重きを置いているのだ。大会のグレードに関係なく全力を尽くすのが「西島流勝負師」の姿。「今後もその姿勢で戦っていきたい」と前を向く62歳は、10月30日に63歳の誕生日を迎える。これからも注目したい。
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