〔福岡シニアOP/1R〕キングオブシニアのP・マークセンが相性の良い和白で8アンダー首位、3打差に前年覇者の宮本勝昌
【©PGA】
第8回福岡シニアオープンゴルフトーナメント 第1ラウンド
「今シーズン、やはり平均ストローク上位者で、第1ラウンド上位を占めましたね。2アンダーでは出遅れの感じがある、ハイレベルなゲーム展開になっています」とツアー競技管理委員会委員長の田中泰二郎は解説する。「昨年は宮本選手が62をマークしましたし、明日も63がでるゲームになるのか、コースセッティングも見どころのひとつですので、今年の福岡シニアも面白い展開が待っていると思いますよ」とシニアトーナメントの盛り上がりにも期待をよせた。
【©PGA】
リズムの良いプレーはハイスコアにつながり、13番でも1.5メートルを決めると、上り3ホールではピンに絡めるショットを披露。チャンスをものにして終わってみれば8アンダー単独首位と強さが光った。「狙うところに打てています」と自信ものぞかせる。
「ドライバーショットもまっすぐに打てましたし、パッティングも決まってくれました。少しアイアンの精度が気になりますが、明日も大丈夫でしょうね」と満足感をにじませた。最終日最終組のメンバーは山下和宏、I・J・ジャン、宮本勝昌と、マークセンはすでに先輩格。「ショットはヤングボーイたちに負けます。だけど明日、自分のゴルフとしては6アンダーを出せれば合格です」とマークセンは若手と競う最終日を、穏やかな口調で見据えていた。
【©PGA】
「パターのフィーリングが良くないので、そこにしわ寄せが来る、悪循環がちょっと続いてしまった感じです。フィーリングが良い時は、ゆとりをもったコースマネジメントが出来るんですけどね。どうしてもしわ寄せが前に前に来ちゃうので、そこはしっかり調整しないといけない」と宮本は語気を強める。「自分のマインド的には同じ心構えで取り組むつもりです」と優勝に向かい怯むことなく突き進む。
【©PGA】
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ