<♯ゾゾチャン>初出場の清水大成が「がぜん」燃えた瞬間

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
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JGTO共催「ZOZOチャンピオンシップ」

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10月24日ー27日 アコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブ(千葉県)/ 7079yard・par70 ▼24日大会初日
木下、金谷と共に、3差の7位タイ発進した。
清水大成(しみず・たいせい)は、大会初出場だ。

2週前の「日本オープン」までの賞金ランキングで12位に終わり、出場資格のある上位8人には入れなかったが、主催者から「ぜひに」と推薦出場の申し出を受けたのは、「日本オープン」が終わった日の13日・日曜日だった。

大会は、扁桃炎を発症し、1打足りずに予選敗退していた。

「喉が痛いし体調は最悪でしたが、その時は一瞬だけ良くなりましたw」と、ZOZOの切符を何よりの薬に、症状もみるみる改善。

悲願の初舞台にこぎつけた。

今年6月の「全米オープン」で日本予選を突破し、初PGA&初メジャーを経験しているが、改めてこの空気に感激。

「日本なんですけど日本ではないような…」。
初日から、トッププレーヤーと大ギャラリーに囲まれて「凄く楽しい」と、日本開催のPGAツアーを満喫しながら5バーディ1ボギーの「66」を記録した。

JGTOの選手たちの間では、「今季一速い」と評判の高速グリーンも、屈指のパット巧者は「ちょうど打ちやすい速さです」と、苦も無く、前半の2番、4番で手前から6メートルを沈めて滑り出し、ボギーは後半16番のひとつだけ。

最後18番では、118ヤードの第3打を20センチにくっつけ見事なバーディで締め。

木下、金谷と並ぶJGTO最上位の好発進で、PGAツアーからテレビインタビューを受けた際に、清水はある“衝撃”の事実を知る。

日米共催の本大会で勝てれば、その後2シーズンのPGAツアーのシード権のほかに「マスターズ」や「全米プロ」など、通常のカテゴリーでは出場できない計4試合の出場資格も同時発生するという。

インタビュアーから説明を受けて「…そうなんですか?」と、マイクの前で一瞬、きょとん。
「それは…知らなかった。がぜんやる気になりました」。
今季はトップ10が7回と好調を続けるが、初優勝はまだ。
思いがけずに得た大金星の大チャンスにますます燃えて来た。

【一瞬、きょとんとしています】

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