早大男子バレー 順大に勝利し秋季リーグ優勝が決定! 完全優勝に王手をかける
【早稲田スポーツ新聞会】記事 井口瞳、写真 町田知穂、矢野吉乃
第1セットは自分たちのミスも重なり、4−8と序盤から押され気味の展開からスタート。中盤、OH徳留巧大(スポ1=長野・松本国際)のバックアタックがさく裂するなど、良いプレーも見られたが点差は縮まらない。しかし、前衛に上がってきた徳留がライトからの強打、そしてサービスエースを決めると流れは早大へ。MB菅原啓(教2=山形南)もサービスエースを決め、そのままの流れでOP畑虎太郎(スポ3=福井工大福井)が4連続得点。23−23の場面では、徳留が相手のスパイクをシャットし、会場が盛り上がりを見せた。布台聖(スポ2=東京・駿台学園)の正確なアウトジャッジによって25−23で第1セットを先取した。
バックアタックを打つ徳留 【早稲田スポーツ新聞会】
佐藤のスパイク 【早稲田スポーツ新聞会】
チームを鼓舞する板垣 【早稲田スポーツ新聞会】
コメント
――優勝を決めた今の気持ちを教えてください
まずタイトルを取れたのがチームの中で自信になってよかったです。あまり自分的に優勝を取れたという意識はなかったのですが、試合に今日1つ勝てたというのがよかったです。次回につながる課題も出ました。
――次にチームとして、試合を振り返ってみていかがでしたか
相手チームがいいバレーをしてきて難しい試合になったのですが、自分達のバレーをするということが大事でした。春は劣勢になると負けたりしてたので、劣勢で2点差を勝ち切るということが最後の4セット目もそうですし、しっかりできたところがチームとして成長しているなと感じました。
――3セット目を取られた原因をどのように考えますか
こっちからスパイクのミスを出してしまったり、サーブでは狙うべきところを狙えていなかったりとか、気を抜いたわけではないですが、勝てるのではないかとチームの全員が思ってしまったのがあると思います。しっかり最後までやり切るというのを大事にこれからやっていくべきかなと思います。
――次の4セット目への切り替え面で意識したことは
スタートで点数を離すじゃないですが、しっかりスタートからやっていくと話していたのですが、また追いつかれてしまいました。チーム全体でしっかりまとまるということが大事なので、そこをしっかりやっていこうと思ってやっていました。
――前田選手個人として試合を振り返って
相手チームが粘り強くレシーブしてきていたので、こっちもラリーの展開が多くなりハードな試合になり息切れとかもしていたのですが、トレーニングを日頃からしっかりしてきたので、走り負けなかったのだと思います。トスワークはもう少しいいトスワークができたと思うので、しっかり映像を見て振り返ろうと思います。
――ディグを拾っていたことが多かったと思うのですが、守備面ではいかがでしたか
守備は自分の中での強味になっているので、そこは自信持ってやっているのですが、トスがあまりよくなかったです。ディグは当たり前の基準にして、しっかりやっていきたいなと思います。
――ここまでの秋リーグを振り返って、チームとしての成長や収穫はどのようなことですか
春リーグでは劣勢で勝てなかったり、点数を離されて負けるシーンが多かったのですが、自分たちが2点差でしっかり取り切れたり、スパイカー一人一人の能力が上がったり、やはりよくなっていた部分があったので、しっかり課題を見つけてやっていく必要があるかなと思います。
――天皇杯(天皇杯全日本選手権大会)への意気込みをお願いします
課題が多く見つかったので、もう1回しっかり自分たちで話し合って、1週間何をすべきか明確にした上で、また富士通さん(富士通カワサキレッドスピリッツ)とも当たる可能性があるので、黒鷲旗(黒鷲旗全日本男女選抜大会)でやられた分をしっかりやり返す気持ちでやっていこうかなと思います。
――最後に秋リーグ最終戦への意気込みもお願いします
中央大学さんも春に負けているので、しっかりそこを勝てるように、自分達のバレーがまずしっかりできるように取り組んでいきたいと思います。
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