ゼット杯 第36回 日本少年野球 東日本選抜大会の試合結果

長かった猛暑の夏も終わり秋晴れの快晴のなか、ボーイズリーグと報知新聞社が主催する東日本選抜大会が10月12日に開幕。
13日に小学部の決勝、14日には中学部の準決勝2試合と決勝戦が行われた。

ボーイズリーグは8月の選手権大会、鶴岡一人記念大会、報知オールスターをもって中学3年生の活動は全て終了する。
代替わりした中学2年生にとっては初めての連盟主催(東日本ブロック主幹)大会、いわば新人戦となる。
中学部は東日本14支部の予選を勝ちあがった32チームが選抜され大会に参加した。

今年36回目となるこの大会は、関西発のボーイズリーグが北関東から白河の関を越え、東北にまでその勢力圏を広げていることをアピールする目的で開始された。
本大会の運営にあたる東北中央支部、東北南支部では小中合わせ32チームが活動している。

中学部は松戸中央ボーイズが3年ぶり2度目の優勝。小学部は、富士見ボーイズが上三川ボーイズを退け初優勝。

3年ぶり2度目の優勝、松戸中央ボーイズ(中学部) 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

中学部決勝は松戸中央ボーイズ(千葉県支部)と世田谷南ボーイズ(東京都西支部)の対戦となった。
松戸中央は初回、先頭・佐藤魁晟が四球で出塁、恒田の中前打で一三塁のチャンスに、3番・成の右中間二塁打で先制、4番高橋のランニング本塁打で一挙4得点、主導権を握る。
松戸中央は3回にも2得点を挙げ世田谷南を一気に突き放す。
世田谷南は5回表、この回先頭の益田が死球、野中が倒れ、一死から布施が四球、中嶋ヒットで満塁のチャンスを作ると西野のタイムリーで先ずは1点。
バッテリーエラーも絡み岡崎のタイムリーで4得点を挙げ反撃するも、松戸中央は6回に2得点を挙げ試合を決定づけた。

小学部では富士見ボーイズ(埼玉県西支部)が上三川ボーイズ(栃木県支部)を4-3で退け初優勝を飾った。

準優勝の世田谷南ボーイズ(中学部) 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

小学部の最優秀選手賞には富士見の渡邊瑛斗君、敢闘賞には上三川の出井達大君が選出。
中学生部の最優秀選手賞には松戸中央の成眞佑君、敢闘賞には世田谷南の小谷田樹君が選出された。

【ゼット杯 第36回 日本少年野球 東日本選抜大会】
小学生の部 準決勝
上三川   001040  5
東京世田谷 001001  2
 出井、島田 ー 黒崎(上)
 安重、岩橋、安重、根来 ー 岩橋、長谷部、岩橋(東)
 三塁打 佐藤、今西(上)
 二塁打 阿部、松本、黒崎(上)

埼玉上尾  200010  3
富士見   03010 X   4
 渡邊、村川 ー 関根、鎌込(埼)
 五ノ井、島田 ー 青木(富)
 三塁打 渡邊(埼)、辻、冨田、渡邊(富)
 二塁打 菅谷(富)

小学生の部 決勝
富士見   100030  4
上三川   100002  3
 渡邊、宗 ー 青木(富)
 松本 ー 黒崎(上)
 三塁打 佐藤(上)
 二塁打 五ノ井(富)、佐藤(上)

中学生の部 準決勝
阿見    0000010 1
世田谷南  000041 X 5
 田中、天野、金野、田中 ー 薄衣(阿)
 桑山、鈴木 ー 支倉(世)
 三塁打 田中(阿)
 二塁打 鈴木(阿)、支倉(世)

東京城南  3000000 3
松戸中央  000023 X 5
 寺田、佐藤、川本 ー 川原(東)
 野澤、常田 ー 成(松)
 本塁打 成(松)
 三塁打 常田(松)

中学生の部 決勝
世田谷南  0000400 4
松戸中央  402002 X  8
 西野、布施 ー 支倉(世)
 安斎、常田 ー 成(松)
 本塁打 髙橋(松)
 二塁打 成、常田、成、落合(松)

中学生の部 最優秀選手 成眞佑選手(松戸中央) 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

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著者プロフィール

ボーイズリーグは、国内最大級の硬式野球団体です。 チーム数は小学部・中学部合わせて710チームが加盟し、22,000人以上の選手が 所属しています。 毎年、春と夏に全国大会を開催する他、世界少年野球大会、JUNIOR ALL JAPAN アメリカ遠征などの海外交流にも力を入れています。全国に5つある各ブロックでの地区大会は年間230大会にも及んでいます。 このページでは、大会や試合結果情報だけではなく、ボーイズリーグをより身近に感じてもらうため、チーム紹介やコラムなど積極的に配信していく予定です。

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