埼玉西武・増田達至現役引退表明「観客席から送られる熱い青炎に感謝」

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埼玉西武ライオンズ・増田達至投手 【写真:球団提供】

 埼玉西武は増田達至投手が、今シーズン限りで現役を引退すると発表した。

 増田投手は2012年ドラフト1位でNTT西日本から埼玉西武に入団。2015年に42ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手を獲得すると、その後は守護神としてさらに飛躍。30セーブを挙げた2019年に森友哉選手と最優秀バッテリー賞を受賞し、2020年には33セーブで最多セーブ投手に輝いた。2020年12月に国内FA権を行使して埼玉西武に残留。ライオンズ一筋12年、通算194セーブを記録している。

 なお、引退試合は9月28日(土)ベルーナドームで行われる対千葉ロッテ戦。試合後に増田投手によるあいさつなど引退セレモニーも予定されている。

増田投手 コメント
「ここ数年、思うように投げられない自分がいました。そんなときでも観客席から送られる熱い青炎に感謝を感じるとともに、もっとチームに貢献したい、みなさまと喜びを分かち合いたいと、僕の胸の闘志を掻き立てられました。

クローザーとしてチームを勝利へ導く9回のマウンドに上り、その役割を果たしたときのファンのみなさまの歓声は一生忘れることはありません。

もっと長くファンのみなさまと夢の続きが見たかったのですが、何より最後まで“ライオン”(登場曲)に込められた歌詞を胸に、ライオンズ一筋でプレーできたことは幸せでした。最後までたくさんのご声援本当にありがとうございました」

渡辺久信ゼネラルマネジャー兼監督代行 コメント
「セットアッパーとクローザーという一番重圧のかかるポジションで投げていたにも関わらず、とても安定したピッチングを見せてくれました。増田はとにかく体が丈夫でけがをしないので、計算できるリリーバーでしたね。FA権を取得しても残留してくれて、最後までライオンズ愛を貫いてくれた選手のひとりですし、すごくチームに貢献してくれました」
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