【U18日清食品トップリーグ2024 (女子) 大会レポート】「絶対に自分が勝利に導く」 岐阜女子 #5 安藤美優
【©U18日清食品リーグ】
先制点は、京都両洋の#14 ヴィクトリア ウビ オコイ選手(2年/187cm)。その後もスコアラーの#7 木谷夢菜選手(3年/170cm)らが積極的に得点を狙います。一方の岐阜女子も、#6 杉浦結菜選手(2年/172cm)のドライブや#7 ディヤイ ネイ選手(3年/186cm)のゴール下シュートで対抗し、互角の展開が続きました。18-15と、京都両洋が僅かに3点リードして第1クォーターを終えます。
第2クォーター、序盤は競り合いが続きますが、流れをつかんだのは岐阜女子でした。堅いディフェンスで失点を抑え、オフェンスでは#9 三宅香菜選手(2年/172cm)のアシストからネイ選手がコツコツと得点を重ねます。逆転から5点リードして前半を終えると、第3クォーターには速い展開を繰り出し、残り4分半には47-37と岐阜女子が10点差までリードを広げました。
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結局、1点差に迫って第3クォーターを終えると、勝負の第4クォーターは白熱のシーソーゲームに。決められれば決め返す、ディフェンスでも止められたら止め返すという展開が続き、残り3分半で58-58の同点。その後も点数が動かないまま、残り時間が削られていきました。
するとこの勝負どころで、岐阜女子は「絶対に自分が勝利に導くんだ、という気持ちでした」と言う#5 安藤美優選手(3年/171cm)が値千金のシュートを決めて2点リードに。その後のディフェンスも守り切り、杉浦選手がダメ押しのフリースローを決めて61-58。3点差で大接戦を制し、「U18日清食品トップリーグ2024」初戦を白星で飾りました。
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「インターハイは準優勝でも、チャレンジ精神をもって全員で積極的にゴールに向かうことを意識して練習しています。自分個人でも、インターハイの決勝で、最後に自分がシュートを決め切れなかった悔しさがあるので、この『U18日清食品トップリーグ2024』ではしっかりシュートを決め切って、勝ちにつなげていきたいです」と意気込みを語ってくれました。
目標は「去年は3位に終わったので、今年は全勝して優勝したいです!」とのこと。岐阜女子は主力に2年生も多く、相手に的を絞らせない自慢のチーム力はまだまだ伸び盛りです。「U18日清食品トップリーグ2024」の残りの7試合も、その戦いぶりから目が離せません。
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