9月14日プレミアリーグ第4節、マンチェスター・シティはエティハド・スタジアムでブレントフォードを迎え撃ち、2-1という劇的な逆転勝利を収めた。

この試合は序盤から波乱の展開となり、開始早々にブレントフォードがリードを奪うも、マンチェスター・シティが冷静に立ち直り、見事に逆転劇を演じた。

試合は開始からわずか22秒で動いた。ブレントフォードはキックオフ直後、右サイドから素早く攻撃を展開。クリストフェル・アイエルがファーサイドへクロスを送り、走り込んだルイス・ポッターが中央に折り返す。ストーンズがボールに反応したが、十分にセーブしきれず、こぼれ球をヨアネ・ウィサが頭で合わせてゴールネットを揺らした。

マンチェスター・シティは、ブレントフォードに先制を許してしまったが、すぐにペップ・グアルディオラ監督の指示のもと、攻撃のリズムを取り戻した。

19分、デ・ブライネが右サイドから巧みに攻撃を仕掛けると、ハーランドがこれに応じる形でボールを受ける。彼のシュートはDFのエサン・ピノックに当たってコースが変わり、相手GKの手の届かない場所へ吸い込まれた。これでシティは同点に追いつき、勢いを増す。

そして32分に再びハーランド。彼は持ち前の素早さで相手の最終ラインを抜け出し、相手GKとの1対1の局面を冷静に対処にしながら、右隅へ強烈なシュートを放ち、逆転に導いた。

その後はマンチェスター・シティが主導権を握り続けた。ブレントフォードもカウンターを試み、いくつかのチャンスを作ったが、マンチェスター・シティのディフェンスラインは堅固で、追加点を許さなかった。

後半戦では試合のペースを落ち着かせつつ、時間を上手く使いながら試合をコントロール。ブレントフォードは反撃を試みたものの、マンチェスター・シティの組織的な守備の前にゴールを奪うことができず、試合は2-1のまま終了した。

この結果、マンチェスター・シティはプレミアリーグ開幕からの連勝を4に伸ばし、首位をキープする形となった。また、ハーランドはこの試合で今シーズン9ゴール目を記録し、その得点力が改めて証明された。ノルウェー人ストライカーの圧倒的なパフォーマンスは、チームの攻撃の中心として欠かせない存在となっており、彼の得点能力がチームの成功に直結していることは疑いようがない。

マンチェスター・シティの次の試合は9月20日に開催されるUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ初戦で、ホームで強敵インテルを迎え撃つ。