東京2025世界陸上マラソン、競歩のコースが決定!~国立競技場を発着、東京の魅力を感じられるコースに~

東京2025世界陸上財団
チーム・協会
東京2025世界陸上競技選手権大会(東京2025世界陸上)のマラソンと競歩のコースが決定しましたので、お知らせいたします。
マラソン、競歩ともに、大会の主会場である国立競技場をスタート・フィニッシュとし、東京の魅力や歴史、文化などを感じることができ、世界一を争う舞台にふさわしいコースを設定しました。

マラソン・競歩コースの特徴

マラソンのコースは、国立競技場をスタートしてトラックを約2周してから道路へ出ます。序盤から上りと下りがあり、選手の挑戦心を引き出します。6km付近からほぼ平坦。スポーツやエンターテインメントのホールである東京ドームの近くを通り、古書店が並ぶ神保町が約8km地点となります。

神保町からは1周約13kmの周回コースを2周します。この周回コースでは1周につき3回の折り返しを経ながら、サブカルチャーの発信地として名高い秋葉原、江戸時代から日本の商業と文化の中心であった日本橋、日本の歴史と最先端の雰囲気にあふれる銀座、緑と情緒に満ちた皇居、赤レンガの駅舎が印象的な東京駅などを巡ります。

周回コースを走り終えると、神保町から再び、国立競技場への道のりを進みます。37km付近から40km付近まで続く厳しい上り坂はメダルの行方を大きく左右する勝負どころ。この難所を抜ければ、あとはフィニッシュ地点の国立競技場で観客の声援が待っています。

競歩のコースは、国立競技場をスタートした後、競技場の南側の坂を上り、競技場の敷地内の細かいカーブが続くルートを通り抜けた後に、周回コースに入ります。周回コースは100年近い伝統があり中央のドームが象徴的な聖徳記念絵画館の近くや、銀杏並木を巡り、ほぼ平坦な2種類のコースがあります。周回コースから国立競技場へ戻る際は、再び敷地内を通り、競技場の南側の坂を下って、トラックに入ります。

35km競歩は、国立競技場のトラックを約3周半してから競技場を出て、1周2kmの周回コースを16周した後に、競技場に戻ります。20km競歩は、トラックを約1周した後に競技場を出て、1周1kmの周回コースを18周した後に国立競技場へ戻ります。

マラソン、競歩ともに快適かつ戦略的なコースレイアウトで、世界一を決める戦いにふさわしい舞台と言えるでしょう。

レースに挑む選手はもちろん、沿道の観客の皆様、そしてテレビを通じて観戦してくださる世界中の皆様のどなたにとっても、魅力的で一瞬も目が離せないレースが繰り広げられることは間違いありません。

マラソン、競歩の競技日程

大会第1日 9月13日(土) 8:00スタート 女子35km競歩・男子35km競歩(同時実施)
大会第2日 9月14日(日) 8:00スタート 女子マラソン
大会第3日 9月15日(月・祝) 8:00スタート 男子マラソン
大会第8日 9月20日(土) 7:30スタート 女子20km競歩 | 9:45スタート  男子20km競歩

マラソン、競歩のコース図

■ マラソン

マラソンコースマップ 【WCH Tokyo 25】

国立競技場(スタート)~富久町西~水道橋~神保町~須田町~秋葉原(第一折り返し)~銀座四丁目(第二折り返し)~須田町~神保町~東京駅中央口(第三折り返し)~神保町~水道橋~富久町西~国立競技場(フィニッシュ)
※上記太字部分は周回コースを2周(コース図の紫ルート)
■ 競歩

競歩コースマップ 【WCH Tokyo 25】

国立競技場(スタート)~青山門~神宮外苑円周道路を右折し、イチョウ並木(南折り返し)~青山門(20㎞競歩:コース図のオレンジのルートの北折り返し)/首都高速道路外苑出口前(35㎞競歩:コース図の紫のルートの北折り返し)~国立競技場(フィニッシュ)
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著者プロフィール

陸上競技の最高峰を東京で! 200以上の国・地域からトップアスリートが集まる世界陸上が2025年に東京で開催されます。自己の限界に挑戦するアスリートの姿により、人々の記憶に残る感動、興奮を届け、世界中に東京の魅力を伝えていきます。

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