【日本シニアオープンゴルフ選手権・第2R】横尾要がじわりと優勝圏内に浮上

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的確な判断ができるかどうかが鍵

【首位と4打差の4位へと順位を上げた横尾要】

首位とは6打差の9位タイからスタートした横尾要が、5バーディ・1ボギーの4アンダーパー67をマーク。首位と4打差の4位へと順位を上げた。
ボギーはスタートホールの1つだけと、安定した内容に思えるが、本人はそこまでの満足度は無い。
「たまたまフェアウェイにいっているけれど、よくわからないですね。流れ的には11番ホールのチップイン・バーディが大きかったんだと思いますね。あれが良い感じで入って、あそこから勢いに乗れた感じですね。パッティングに関してもスピードが合っていると思いますし、比較的ラインも読めているかと。でも、ゴルフの内容は藤田(寛之)さんには全然負けています。たまたま運が良かったのと、入っちゃっているのでスコアにはなっていますが」。

日本シニアオープン対策のために、先週も何度かコースをラウンドしたという横尾。
「先週も回ったときに“絶対無理じゃん“と思ったんです。ちょっと厳し過ぎますよね」と苦笑いするものの、こういったナショナルオープンのセッティングに対しては、向いている部分もあると分析している。「そんなにショットが曲がるタイプではないので、上手く回れたときはチャンスはあるのかなと思っています。とりあえず予選は通りましたが、正直まだまだどうなるかわからないですね。ラフに入った時の運、不運はあるので、打てない時にいかに我慢できるかだと思います。それが今日は上手くハマりましたね」。

フェアウェイをキープすることはマストだが、これだけ厳しいセッティングだとラフに入れてしまう覚悟も必要。そんな場面で、そのライから打てるかどうかの的確な判断ができるかどうかが鍵だと言う。運も実力の内だとよく言うが、その運を呼び込むのは我を忘れない冷静な判断なのかもしれない。明日の3日目も運を呼び込むプレーに期待したい。
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著者プロフィール

(公財)日本ゴルフ協会(JGA:JAPAN GOLF ASSOCIATION)は1924(大正13)年10月、神戸・根岸・東京・鳴尾・舞子・程ヶ谷・甲南の全国7クラブの代表により、創設された我が国のゴルフ界を代表する団体です。ゴルフ精神の正しい順守、ナショナルハンディキャップ制度の実施、公式競技の開催、ゴルフ・ルールとエチケットマナーの正しい普及などに努め、ゴルフの健全な発展と普及を図り社会に貢献して参ります。

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