【日本シニアオープンゴルフ選手権・第2R】崔虎星が通算9アンダーで単独首位をキープ

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59位タイまでの73名の選手が後半のラウンドに進出

【通算9アンダーパーで首位をキープした崔虎星(韓国)】

2024年度(第34回)日本シニアオープンゴルフ選手権は13日、千葉県野田市の千葉カントリークラブ川間コース(6,811ヤード・パー71)にてアマチュア10名を含む124名の選手が出場して、第2ラウンドが行われた。前日首位の崔虎星(韓国)は3バーディ・1ボギーの2アンダーパー69で回り、通算9アンダーパーで首位をキープした。3打差の2位には、J・M・シン(インド)、T・スリロット(タイ)の2人が並んでいる。

さらに1打差の通算5アンダーパー4位にはこの日4つスコアを伸ばした横尾要、通算4アンダーパー5位グループに久保谷健一、T・ウィラチャン(タイ)、片山晋呉、増田伸洋と上位は混戦模様となっている。大会連覇を狙う藤田寛之は、2バーディ・3ボギーの72と1つスコアを落とし、通算1オーバーパーで宮本勝昌らとともに32位タイと苦しいゴルフが続いている。

なお、この日カットが行われ通算4オーバーパー、59位タイまでの73名の選手が後半のラウンドに進出が決定した。

上位3人を外国勢が占める中で、日本人で気を吐いたのが横尾要。出だしの1番ホールでボギーを叩いたが、前日1アンダーパーで回っていたので「まだイーブン」と焦ることはなかった。すぐに4番ホールでバーディを獲って盛り返す。その後はパーが続いたが、「流れ的には11番のチップインバーディじゃない」とキーポイントに上げる。「フェアウェイだったので、いい感じで入った。あそこから勢いに乗った感じですね」と11、12、14、15番とバーディを奪った。この日は4アンダーパー67で回り、通算5アンダーパーで首位と4打差の4位と優勝争いの一角に加わってきた。日本大学時代は、同級生の片山晋呉、宮本勝昌と3人で「日大3羽ガラス」と言われていた。宮本は、昨年シニアツアーの賞金王に、片山は今年のシニアツアー賞金ランキング1位を走る。この2人に負けているわけにはいかない横尾。自身初のナショナルオープン優勝に明日のムービングデーのプレーに注目だ。
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(公財)日本ゴルフ協会(JGA:JAPAN GOLF ASSOCIATION)は1924(大正13)年10月、神戸・根岸・東京・鳴尾・舞子・程ヶ谷・甲南の全国7クラブの代表により、創設された我が国のゴルフ界を代表する団体です。ゴルフ精神の正しい順守、ナショナルハンディキャップ制度の実施、公式競技の開催、ゴルフ・ルールとエチケットマナーの正しい普及などに努め、ゴルフの健全な発展と普及を図り社会に貢献して参ります。

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