注目の「レアル対決」。ホーム初勝利を目指すレアル・ソシエダ、アウェー未勝利のレアル・マドリーを迎え撃つ

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9月14日(土)の現地時間21時にキックオフを向かせるレアル・ソシエダ対レアル・マドリーは、今週末に再開されるラリーガ EA SPORTS 第5節における注目カードの一つだ。

レアル・マドリーはここまで無敗を維持しているものの、マジョルカ、ラスパルマスとのアウェー戦で勝ち点4を失っている。バジャドリー、ベティスとのホームゲームで手にした勝ち点6により2位の座は保てているが、4連勝で単独首位に立つバルセロナには早くも4ポイントの差をつけられている。

レアル・ソシエダは4節を終えて勝ち点4の13位タイと、苦しいスタートを強いられている。ホームではラージョ・バジェカーノとアラベスに2連敗。敵地でのエスパニョール戦で唯一勝ち点3を手にしたものの、第4節ヘタフェ戦はスコアレスドローに終わっている。

レアル・マドリーは引き続きダビ・アラバ、エドゥアルド・カマビンガ、ダニ・セバージョスが負傷中ながら、怪我で代表戦を辞退したエデル・ミリタン、フェルラン・メンディの回復が間に合った。さらにはオーレリアン・チュアメニ、ジュード・ベリンガムも今節から復帰できる可能性があり、開幕戦以来となる「BMVR(ベリンガム、エムバペ、ビニシウス、ロドリゴ)」の共演が見られるかもしれない。

一方のレアル・ソシエダはミケル・オヤルサバル、ブライス・メンデス、ハマリ・トラオレらが立て続けに戦線離脱。いずれも代えのきかない主軸であり、今節以降は新加入のオーリ・オスカルソンやルカ・スチッチ、長らく控えに甘んじてきたアルバロ・オドリオソラらの活躍が必要になってくる。

復帰が近づいてきたベリンガム。開幕戦以来の「BMVR」が見られるか 【(C)LaLiga】

レアル・ソシエダは主力の離脱が相次ぐ。前節ヘタフェ戦で負傷したブライスとトラオレに続き、オヤルサバルも代表戦で足首を痛めた 【(C)LaLiga】

今夏レアル・マドリーに加入したキリアン・エムバペにとって、レアレ・アレナでのプレーは今年2度目となる。昨季までパリ・サンジェルマンのエースとして君臨していた彼は、3月にチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦でレアル・ソシエダと対戦。ホームで1ゴール、レアレ・アレナでは2ゴールを挙げ、2戦合計4ー1で制す立役者となった。レアル・マドリーのファンは今回も同様の活躍を見せてくれることを期待している。

エムバペは前節ベティス戦で待望のラリーガ EA SPORTS 初ゴールを含む2得点を挙げた 【(C)LaLiga】

一方、レアル・マドリーにとって最大の脅威の一人は久保建英だ。23歳の日本人アタッカーは第2節エスパニョール戦でさっそく今季初ゴールを記録。日本代表のワールドカップアジア最終予選では、中国との初戦で1ゴール2アシストと活躍し、母国に7ー0の大勝をもたらしている。

久保はこれまでラリーガ EA SPORTS で10度レアル・マドリーと対戦。2022/23シーズンの第33節には後半開始早々に先制点を挙げ、2ー0の勝利に貢献している。レアル・ソシエダはレアル・マドリーに対し、過去9シーズンでこの一度しか勝利を手にできていない。

久保は一昨季のレアル・マドリー戦で先制点を記録。2ー0の勝利に貢献している 【(C)LaLiga】

ともにスタートで躓いた両チームにとって、代表ウィークを挟んで迎える今節は流れを変えるための重要な一戦。ホームで2連敗中のレアル・ソシエダはもちろん、アウェーでの取りこぼしが続くレアル・マドリーにとっても極めて重要な勝ち点3のかかった戦いとなる。

昨季第33節の対戦はアルダ・ギュレルが唯一のゴールを挙げ、レアル・マドリーが1ー0で制している 【(C)LaLiga】

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