「P's UPDATE」第2回のテーマは「ボーク」。元NPB審判員・坂井遼太郎氏が話す「ボークかそうじゃないの境目」
9月7日(土)公開の第2回のテーマは「ボーク」。ゲストは元NPB審判員で、Xでのプレー解説が話題になっている坂井遼太郎さん。普段、話を聞くことのできないNPB審判経験のある方と共に、知られざるボークのルールについて深堀りしていく。
「ボーク」、説明できますか? なんとボークのルールは13個も!
そのボーク、実は13個もルールがあると坂井氏は解説する。選手でも13個すべてのルールを把握している人はなかなかいないのではということだが、実際の試合映像を見ながら、そのなかでもよく見るボークについて解説しているのが今回の動画内容だ。
例えば、「ノーストップのボーク」。バッターなどほかの選手も気付きやすいボークで、セットポジションに入った時に静止せず投げた場合を指すが、このボークに関しては、選手側からすると審判に一発で取ってほしいボークだと西岡さんは話す。
しかし、審判側の事情からすると、1秒止まった2秒止まったという秒数が決められている話ではなく、「止まった」という感覚があるかないか、というところなので難しいのだと坂井さんはきっぱりと話した。このように、西岡さんのバッター目線、坂井さんの審判目線、上重アナの投手目線で語られ、「このケースは?」「この動作だったら?」と議論は加速していく。3者それぞれの事情・心情がおもしろいくらいに理解できるだろう。
さらに、実践的な「ボークにならないプレートの外し方」や、今シーズン多い「偽投」のパターンについてなど、野球経験者も観戦専門の人も、いっそう野球が楽しくなること間違いなし。「P's UPDATE」はコアな野球ファンにも刺さる、より専門的なテーマを今後も取り扱っていく。
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