「U18日清食品 近畿ブロックリーグ2024」2府4県から13チームが参加、実力伯仲の好ゲームに期待

U18日清食品リーグ
チーム・協会

【©U18日清食品リーグ】

B.LEAGUEクラブ U18チームとして滋賀レイクス U18が出場

9月7日、2年目の開催となる「U18日清食品 近畿ブロックリーグ2024」が京都府の向日市民体育館で開幕します。「U18日清食品トップリーグ2024」に出場するチームを除いた、2府4県のバスケットボール協会から推薦されたインターハイ予選最上位の男女それぞれ6チームに加え、男子ではB.LEAGUEクラブ U18チームとして滋賀レイクス U18が出場します。

8月に行われたインターハイで男子の東山(京都府)、女子の京都精華学園(京都府)が優勝するなど近畿ブロックには勢いがあります。さらに昨年の「U18日清食品 近畿ブロックリーグ2023」男子で優勝した京都精華学園(京都府)、女子で準優勝だった京都両洋(京都府)は今年、「U18日清食品トップリーグ2024」に初出場します。

昨年の「U18日清食品 近畿ブロックリーグ2023」男子では京都精華学園、阪南大学(大阪府)と和歌山南陵(和歌山県)が4勝1敗で並び、この3チームの対戦による得失点差により優勝が決まりました。女子では最終節が大阪桐蔭(大阪府)と京都両洋の全勝対決で、最後の最後までもつれた末の優勝決定でした。まさに実力伯仲、一つの勝敗に重みがある試合を重ねることは、どのチームにとっても価値ある経験となります。

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「どこよりも明るく、盛り上がるチーム」阪南大学

報徳学園(兵庫県)はインターハイでベスト8進出を果たしました。優勝チームとなる東山に競り負けたものの、3年生主体で攻守のバランスの取れたチームに身長195cmの1年生、トンプシン クリントン選手を加えて、この「U18日清食品 近畿ブロックリーグ2024」でチームの成熟度を高めたいところです。

阪南大学は初めて迎え入れた留学生プレーヤーのンワンクォ チネドゥ ゴッツウィル選手が3年生になった「勝負の年」を迎えています。ゴッツウィル選手は196cm、2年生のエベブネ チブゾ ジャフェット選手は194cmと留学生プレーヤーの中では目立って大きいわけではありませんが、2人とも身体能力に優れたフォワードタイプで、豪快なダンクなどダイナミックなプレーが魅力。また阪南大学は「どこよりも明るく、盛り上がるチーム」でもあります。試合前のアップから明るく声を張り上げ、バスケを楽しむ姿勢にも注目です。

和歌山南陵は、3年生6人だけのチームでありながらインターハイに出場し、延岡学園(宮崎県)を破って1回戦突破を果たして注目を集めました。それでも和中裕輔ヘッドコーチは「選手たちは6人で戦うことにメリットを見いだして頑張っています」と、6人で戦うこと自体ではなく、6人だからこその連携と結束力、劣勢にも踏み止まって押し返す強靭なメンタリティに注目してほしいと語りました。「U18日清食品 近畿ブロックリーグ2024」でも、そんな戦いぶりを見せてくれるはずです。

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昨年の全勝優勝チーム、大阪桐蔭が軸に

大阪桐蔭は「U18日清食品 近畿ブロックリーグ2023」女子で5戦全勝で初優勝を飾りました。去年見せた最後の最後までハードワークを続ける粘り強さに、今年はシュート力が加わろうとしています。日々の練習から全国どのチームよりも多いであろうシュートを放っている自信がベースとなり、「決まりだしたら止まらない」3ポイントシュートの爆発力となっています。ハードワークに爆発力を加えた大阪桐蔭が「U18日清食品 近畿ブロックリーグ2024」の中心になりそうです。

三田松聖(兵庫県)はU15でクラブチームを経験した選手を数多く擁し、華麗なスキルを持ちながらも粘り強いディフェンスからトランジションに持ち込む「仕事人集団」です。昨年の「U18日清食品 近畿ブロックリーグ2023」やウインターカップで下級生ながら試合に出ていた選手も多く、継続した強化がコート上でどのような効果を見せるのかが楽しみなチームです。

「U18日清食品 近畿ブロックリーグ2024」では、トーナメント形式の大会とは異なる一定の試合数が確保された中で競技に取り組み、これまでとは異なる習慣を身につけ、試合に臨む準備を反復できる仕組みを構築することで、さらなる競技力の向上を目指しています。熱く戦う選手たちを、是非会場でご覧ください。

U18日清食品 近畿ブロックリーグ2024 男子出場チーム

光泉カトリック高等学校(滋賀県)
洛南高等学校(京都府)
阪南大学高等学校(大阪府)
報徳学園高等学校(兵庫県)
天理高等学校(奈良県)
和歌山南陵高等学校(和歌山県)
滋賀レイクス U18(B.LEAGUEクラブ U18チーム)

U18日清食品 近畿ブロックリーグ2024 女子出場チーム

県立草津東高等学校(滋賀県)
福知山成美高等学校(京都府)
大阪桐蔭高等学校(大阪府)
三田松聖高等学校(兵庫県)
奈良文化高等学校(奈良県)
和歌山信愛高等学校(和歌山県)
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著者プロフィール

「U18日清食品リーグ」ば、バスケットボールにおける部活・クラブなどの垣根を超えたU18年代の階層別リーグ戦です。リーグ戦文化の導入により、実力が拮抗するチーム同士の対戦や、多くの選手への出場機会、また、予定された試合/対戦相手を見据えた質の高い準備など、公式戦の試合数が確保された環境下で競技に取り組むことにより、競技力の向上を目指して設立した競技大会です。 今年度も「U18日清食品リーグ バスケットボール競技大会 2024」 として 「U18日清食品トップリーグ2024」 、「U18日清食品ブロックリーグ2024」を開催いたします。

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