ボートレース常滑でのヴィーナスシリーズ第12戦（8月31日～9月5日開催）が31日に開幕する。A1勢からは細川裕子（愛知出身・愛知支部）、三浦永理（静岡出身・静岡支部）、小野生奈（福岡出身・福岡支部）、渡邉優美（福岡出身・福岡支部）、松尾夏海（愛媛出身・香川支部）、西岡成美（徳島出身・徳島支部）が参戦。そのほかにも日高逸子（宮崎出身・福岡支部）、大瀧明日香（静岡出身・愛知支部）、宇野弥生（埼玉出身・愛知支部）、平高奈菜（愛媛出身・香川支部）、鎌倉涼（大阪出身・大阪支部）、川井萌（静岡出身・静岡支部）ら楽しみなメンバーが登場する。

　初日のメインカードは12Rの「1stドリーム」。ダブルドリームの前半戦として行われる。

＜常滑 初日 12R 1stドリーム＞
1枠 細川　裕子（愛知・愛知）1コース1着64%
2枠 日高　逸子（宮崎・福岡）2コース1着0%
3枠 松尾　夏海（愛媛・香川）3コース1着45%
4枠 小野　生奈（福岡・福岡）4コース1着0%
5枠 大瀧明日香（静岡・愛知）5コース1着0%
6枠 今井　美亜（富山・福井）6コース1着0%
※()内は出身・支部の順
※コース別1着率は今期（今年5月～）

　注目は2号艇の日高逸子(62歳)【冒頭の写真】だ。常滑で日高といえば、思い出さざるをえないのが昨年11月のオールレディース。初日12Rのドリーム戦2号艇で、レース中の事故によって大ケガを負い負傷帰郷となったのだ。常滑参戦はそのとき以来で約9カ月ぶりになる。初日は12R2号艇の1回走りで登場。くしくもあのときと同じ"初日12Rドリーム戦2号艇"だ。グレートマザーが、悪夢を払拭する並外れた精神力を見せるか。

　展開のカギを握るのは3号艇の松尾夏海(32歳)【写真上】だろう。松尾は今期3コースで3･1･1･1･4･3･3･4･5･1･1着。11戦5勝の1着率45％という好成績をマークしており、前々節の福岡レディースチャンピオンで3コースまくりを2本決めたのも印象的だった。

　ただ、松尾は前節の丸亀戦でフライングを切ったばかりのため、スタートは無理できない状況。どんな攻めを見せるのか目が離せない。

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