【バドミントン/DJO】DAIHATSU JAPAN OPEN 2024(Super750)大会6日目(決勝)

チーム・協会
国内最高峰のバドミントン国際大会であるDAIHATSU JAPAN OPEN 2024が20日から横浜アリーナで行われ、大会最終日となる6日目・25日に各種目決勝が行われた。パリオリンピック5位入賞の山口茜(再春館製薬所)がストレートで2年ぶり4度目の栄冠を手にした
山口は試合後は、「今回、自分が楽しくプレーできたのは、お客さんの応援があって、もっといいプレーをしようとか、ここ1本我慢しようっていう気持ちが出てきた。声援が今大会で今日が1番すごくて、それが自分に対して本当にいいプレーをしようっていうモチベーションにずっとなっていた」と話した。
結果は、Tournament Software(MatchesやDraws等)にて確認できます。

2年ぶり4度目の優勝の山口茜(左) 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

<25日試合結果>
男子シングルス
Alex LANIER(フランス)2(21-17、22-20)0 CHOU Tien Chen(チャイニーズ・タイペイ)
女子シングルス
山口茜2(21-11、21-10)0 Busanan ONGBAMRUNGPHAN(タイ)
男子ダブルス
GOH Sze Fei/Nur IZZUDDIN(マレーシア)2(21-19、21-15)0 KANG Min Hyuk/SEO Seung Jae
女子ダブルス
LIU Sheng Shu/TAN Ning(中国)2(21-18、22-20)0 BAEK Ha Na/LEE So Hee(韓国)
混合ダブルス
JIANG Zhen Bang/WEI Ya Xin(中国)2(21-12、21-12)0 TANG Chun Man/Ying Suet(ホンコン・チャイナ)
<試合後のコメント>
MSアレックス・ラニアー

昨日の準決勝の疲れが残っており、いろいろな戦略を試したが、通用しなくなって、プレーを変えてみた。
メンタル面を保つことにも集中して、その結果2ゲーム目以降うまくいった。相手の得意なプレーをさせないように軌道修正をしながら、いいプレーを続けた。オリンピック期間中、この大会に向けてフィジカルはもちろん、メンタル面を維持し、質の高いショット、相手に合わせて戦略を出せるように準備をしてきた。この優勝は大きな意味があり、オリンピック前、期間中の準備の成果が出たこと、コーチを誇らしく思う。
(今後の目標として)長いスパンでは、世界一になること、オリンピックで金メダルを取ること、世界選手権で優勝すること。今は自分のコートでやることベストを尽くすことを考えている。

アレックス・ラニアー 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

MS山口茜
全体的に積極的にプレーできて、自ら主導権を握りながら、コツコツ良いプレーをしようと前向きな気持ちでプレーができたのでそれが一番よかった。今回、楽しく、リラックスしてやれて、結果がたまたまついてきたという自分の感覚ではありますが、それがうまくいったのも事実だと思う。今回いい感覚で試合には望めていたので、継続してみてどういう変化があるかっていうのは、自分自身も楽しみなところ。
今回、自分が楽しくプレーできたのは、お客さんの応援があって、もっといいプレーをしようとか、ここ1本我慢しようっていう気持ちが出てきた。声援が今大会で今日が1番すごくて、それが自分に対して本当にいいプレーをしようっていうモチベーションにずっとなっていた。試合が始まる前のウオーミングアップの時間から茜コールがあって、試合前から嬉しいと同時に、嬉しさからちょっと泣きそうにもなっていた。

山口茜 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

MDゴー・ジーフェイ/ヌー・イズディン
ゴー・ジーフェイ
今日のパフォーマンスにはとても満足しているし、とても嬉しい。この大会を通して、とてもよかったと思う。また、今日の結果は自分たちの期待を超えるものだったので、とても嬉しい。
ヌー・イズディン
今まで勝利した大会で最も大きなものになるので、自分たちの自信になった。

ゴー・ジーフェイ(左)/ヌー・イズディン 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

<試合後のコメント>
WDリウ・シェンシュー/タンニン

リウ・シェンシュー
試合前にしっかり準備できて、格上のペアに勝つことができてよかった。まず今年1年をやりきる、ワールドシリーズファイナルズでいい成績を出せるようにしたい。
タンニン
韓国ペアは強いが、しっかり準備ができた。高いグレードでの試合数は少ないが、格上の相手との試合をすることでいい経験が積めている。

リウ・シェンシュー(右)/タンニン 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

XDジャン・ジェンバン/ウェイ・ヤーシン
ジャン・ジェンバン
相手は経験のあるペアだったので、この試合を勝つことができてうれしい。オリンピックで勝つことを目標としているので、さらに上を目指したい。世代交代が進む中、世界ランキング1位を目指すことは、一つの挑戦になる。挑戦することはパワーになるので、一歩ずつ上を目指していきたい。
ウェイ・ヤーシン
相手が自分たちを研究してきているのを感じた。苦しい場面もあったが、ジャンに焦らず1点ずつそれを乗り越えて優勝することができてうれしい。

ジャン・ジェンバン(右)/ウェイ・ヤーシン 【ⒸNipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】

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著者プロフィール

公益財団法人日本バドミントン協会は競技の普及進行をになう競技団体として活動。世界最速のスポーツであるバドミントンの持つ魅力を多くの方に知っていただきファンになってもらえるよう、世界で活躍する日本代表『BIRDJAPAN』の情報を中心にナショナルジュニアの活動や国内競技会などの情報を皆さんにお届けしていきます。

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