マンチェスター・シティがイルカイ・ギュンドアンをバルセロナから再獲得し、1年間の契約を締結したことを発表した。ギュンドアンは2023年6月にラ・リーガのバルセロナに移籍したが、エティハド・スタジアムで7年間過ごした古巣へと復帰することになった。

ドイツ人ミッドフィルダーのギュンドアンは、シティで304試合に出場し、60ゴールを記録。その間に、プレミアリーグ5回、FAカップ2回、リーグカップ4回、コミュニティ・シールド2回、そしてチャンピオンズリーグ1回のタイトルを獲得。また、シティでの最後のシーズンではキャプテンとして、インテルを破ってチャンピオンズリーグ優勝に導き、トレブル（3冠）を達成している。

バルセロナでの1年間では、51試合に出場し、ラ・リーガ2位フィニッシュに貢献。そして、シティに復帰したギュンドアンは、再びプレミアリーグ制覇を目指す。

ギュンドアンはマンチェスターに戻ることについて、「シティでの7年間は、私にとってピッチ内外で非常に充実した時間だった。ペップ・グアルディオラ監督の下で再びプレーすることが楽しみ」と語り、クラブやチームメイトへの感謝の気持ちを表明。

シティのフットボール・ディレクター、チキ・ベギリスタイン氏も「ギュンドアンは素晴らしいプロフェッショナルであり、彼の復帰はクラブにとって非常に大きな喜び」とコメントしている。

ギュンドアンは今回、背番号19を背負うことを選択。以前のシティ在籍時には背番号8を着用していたが、現在はマテオ・コヴァチッチが8番をつけているため、19番を選んだとのこと。彼は「19番は仲間たちとの関係を象徴する番号」と説明している。

ギュンドアンの再加入により、マンチェスター・シティはさらなるタイトル獲得を目指して、新たなシーズンを迎える。