ラリーガ EA SPORTS 、第２節プレビュー
金曜の２戦目はセビージャ対ビジャレアル。共に開幕戦を２ー２のドローで終えており、今季初勝利を目指す一戦となる。両チームとも昨季は前半戦での出遅れが響き、ヨーロッパ行きを逃しているだけに、一刻も早く勝ち点３がほしいところだ。いずれもオフに多くの選手を入れ替えており、新戦力の活躍有無にも注目したい。
土曜の現地時間１９時にはスペインフットボール界で最も長い歴史を持つ一戦の一つ、バルセロナ対アスレティック・クルブがキックオフを迎える。注目すべきはスペイン代表の両翼を担うラミン・ヤマルとニコ・ウィリアムスの共演だ。とりわけ後者はアスレティックにとって、バルセロナとのアウェー戦での２２戦未勝利の流れを断ち切るための鍵を握る存在となるはずだ。
土曜の夜を飾るのはエスパニョール対レアル・ソシエダ、ヘタフェ対ラージョ・バジェカーノの２試合。開幕戦では全チーム中唯一、無得点に終わったエスパニョールはもちろん、ホームでラージョ・バジェカーノに敗れたレアル・ソシエダもチャンスメークに苦労していた。今季初勝利を挙げるためには、どちらも攻撃陣の奮起が必要となる。
日曜の２戦目はレガネス対ラスパルマス。エスタディオ・ブタルケのファンにとっては、２０２０年以来となるラリーガ EA SPORTS の一戦となる。この試合に続くのはアラベス対ベティス。いずれも開幕戦では早い時間に先制しながら勝利を逃した。ベティスにとっては、前後にカンファレンスリーグのプレーオフ２試合を戦う厳しい連戦となる。
今節のラストゲームはアトレティコ・デ・マドリー対ジローナ。昨季の３、４位チームによる注目の好カードであり、来季のチャンピオンズリーグ出場を目指す上ではどちらにとっても負けられない直接対決となる。昨季の２試合はジローナが４ー２、アトレティコが３ー１で１勝ずつ挙げており、いずれも熾烈な撃ち合いが繰り広げられた。今回の対戦でも、攻守が目まぐるしく切り替わるスペクタクルな攻防が見られることを期待したい。
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