【バドミントン/DJO】DAIHATSU JAPAN OPEN 2024(Super750)大会3日目
大会3日目となる22日には各種目2回戦が行われ、パリオリンピック銅メダリストの志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)、同5位入賞の大堀彩(トナミ運輸)らが、日ごとに熱量を増していく観客の前で勝利を掴み、準々決勝への進出を決めた。
組み合わせや結果速報については、Tournament Software(MatchesやDraws等)にて確認できます。
志田千陽(右)/松山奈未 【C)NipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】
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男子シングルス
田中湧士(NTT東日本)2(22-20、21-9)0 JEON Hyeok Jin(韓国)
西本拳太(ジェイテクト)2(17-21、21-12、21-16)1 高橋洸士(トナミ運輸)
常山幹太(トナミ運輸)1(22-20、11-21、19-21)2 WANG Tzu Wei(チャイニーズ・タイペイ)
奈良岡功大(NTT東日本)2(21-23、21-10、21-15)1 LEONG Jun Hao(マレーシア)
女子シングルス
仁平菜月(ヨネックス)不戦勝/棄権 奥原希望(太陽ホールディングス)
大堀彩(トナミ運輸)2(21-17、21-18)0 KIM Ga Eun(韓国)
水津愛美(ACT SAIKYO)0(18-21、13-21)2 HAN Yue(中国)
山口茜(再春館製薬所)2(21-12、21-14)0 Line Højmark KJAERSFELDT(デンマーク)
男子ダブルス
三橋健也/岡村洋輝(BIPROGY)2(7-21、23-21、24-22)1 CHIU Hsiang Chieh/WANG Chi-Lin(チャイニーズ・タイペイ)
女子ダブルス
志田千陽/松山奈未(再春館製薬所)2(21-13、21-5)0 Ornnicha JONGSATHAPORNPARN/Sukitta SUWACHAI (タイ)
岩永鈴/中西貴映(BIPROGY)2(21-16、21-13)0 LI Yi Jing/LUO Xu Min(中国)
廣上瑠依/加藤佑奈(再春館製薬所)0(9-21、18-21)2 LIU Sheng Shu/TAN Ning(中国)
混合ダブルス
渡辺勇大/東野有紗(BIPROGY)2(21-11、21-15)0 YE Hong Wei/Nicole Gonzales CHAN(チャイニーズ・タイペイ)
緑川大輝/齋藤夏(NTT東日本/ACT SAIKYO)0(10-21、17-21)2 JIANG Zhen Bang/WEI Ya Xin(中国)
<スケジュール>
8/23(金) 各種目準々決勝 9:00開場/10:00開始
登場予定順:WS仁平菜月、MS奈良岡功大、MS田中湧士、WS大堀彩、MS西本拳太、WS山口茜、XD渡辺勇大/東野有紗、WD松山奈未/志田千陽、WD岩永鈴/中西貴映、MD三橋健也/岡村洋輝
8/24(土) 各種目準決勝 9:00開場/10:00開始
8/25(日) 各種目決勝 9:00開場/11:00開始
MS常山幹太
(日本代表としての最後の試合と決めていたので)長い旅が終わったという感じ。ファイナルゲーム先行されたところから逆転して、折り返した後の出だしをしっかり取れてリードを奪ったことで気持ちの余裕はできたが、18点くらいから最後に勝ちを意識してしまった。相手のスマッシュに対してプレッシャーを感じてしまい、楽しむということを忘れてしまった。悔いはないし、すっきり終われた。代表活動からは退くが、半分指導に回りながら練習は続けて、全日本総合などは出場しつつ、来年のわたSHIGA 輝く国スポ(滋賀県で行われる国民スポーツ大会)までは競技を続けるつもり。
常山幹太 【(C)NipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】
相手はフォームとかに癖のある選手という印象があったので、11点までに対応しようと思っていたが、思った以上に序盤から相手の球とかに対応できてラリーもできていたので、1ゲーム目追い上げたところで後半取り切れていたらわからなかったかなと思う。第2ゲームのエンドではシャトルが飛ばず、相手の強い球に押されてしまって動くだけになってしまった。相手がスピードを上げてくるのはわかっていたが、途中からついていけなくなった。フィジカルの差を感じた。そのフィジカルも、この8月からチームに男子のスパーリングコーチが加入したことで強化に取り組めている。このあと大会が続いていくので、しっかり結果を残してまずは世界ランキングを上げていきたい。そして4年後のロサンゼルス五輪を目指したい。
水津愛美 【(C)NipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】
岡村:1ゲーム目は上げないようにしていこうと話していたが、二人とも足が固まってしまい、ゆっくり上げたら相手のショットがものすごく速かった。それで引いてしまい、何もできない点差になってしまった。2ゲーム目で足を動かして開き直ったのがうまくいった。前も速いペアだったので、パワープレーになると負けてしまう。強い球を打たせないぐらいの低い球を使って、横跳びをさせて避けていくというのをひたすら繰り返して組み立てた。
三橋:気持ちで行きすぎると点は来るが、相手の得点の時に自分自身の気持ちがダウンしてしまうので、そこをうまくダウンしないように、バドミントンのクオリティを保てるように心がけたのが今日はよかったと思う。
三橋健也(右)/岡村洋輝 【(C)NipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】
志田:シャトルが思ったより重たく、持ち味の低空ラリーや攻撃が効かないと最初に感じたので、その形にこだわらず大きい展開に持って行けたのがよかった。オリンピックで自分たちのことを知ってくれた人が多いと会場で感じるので、そういう方のために明日も勝って試合している姿をたくさんみてもらえたらいいなと思います。
松山:あまり練習が積めず不安が大きかったが、一歩で届くところだけでも自分がしっかり決め球を作ろうとしたところが今日はよかった。明日は挑戦者の気持ちで自分たちの今できることを出して悔いなく終わりたい。
志田千陽(右)/松山奈未 【(C)NipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】
岩永:試合前は緊張したがコートに入ると落ち着いて試合ができ、レシーブもアタックも自分のやりたいことができた。明日は攻撃も守りも強いペアだが、引かずに向かって行けば可能性があると思っているので頑張りたい。
中西:一昨日の試合があまりよくなくて、サーブ周りやレシーブのポジションなどを自分なりに反省してコートに入ってそれが上手くいったし、応援がすごく暖かくてそれが力になり明日につながるいい試合になった。
岩永鈴(右)/中西貴映 【(C)NipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】
緑川:二人で攻めの気持ちを忘れないように自分たちから攻めていこうと話していたができなかった。調子が良いときは勝てるが、悪いときは1回戦負けなので悪くてもベスト8に入れるように調子を平均的に上げていけるようにしていきたい。
齋藤:今回は二人のコンビネーション良くなかったし、レシーブ面でも我慢ができなかった。今年は出られる試合が限られているので、無駄にしないよう1試合1試合を大事に戦っていきたい。
緑川大輝(右)/齋藤夏 【(C)NipponBA2024/PHOTO:T.KITAGAWA】
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