【週刊グランドスラム265】大会連覇へ!! 社会人で編成されたU-23日本代表が始動する
TDKの佐藤亜蓮は、昨年のアジア・ウインター・ベースボールの経験も生かしたい。 【写真=宮野敦子】
6月下旬から実施された選考合宿には39名が招集され、川口朋保監督が「できるなら全員を連れて行きたい」と目を丸くするほど、高いレベルで熾烈な競争が繰り広げられた。そして、以下の24名が選出される。
【第5回U-23ワールドカップ日本代表】※指名の前の数字は背番号
◆投手
11 西村王雅(東芝)、12 長久保滉成(NTT東日本)、14 笹森公輔(東芝)、15 谷脇弘起(日本生命)、16 後藤凌寿(トヨタ自動車)、17 佐藤亜蓮(TDK)、18 林田夢大(西部ガス)、21 松田賢大(バイタルネット)、28 松田航瑠(日本製鉄室蘭シャークス)
◆捕手
2 有馬 諒(ENEOS)、9 野口泰司(NTT東日本)、22 小山翔暉(パナソニック)
◆内野手
0 山田拓也(東芝)、1 田浦由亮(ミキハウス)、3 今里 凌(日本製鉄鹿島)、4 髙橋隆慶(JR東日本)、6 石井 巧(NTT東日本)、10 相羽寛太(ヤマハ)、26 髙田幸汰(日本生命)
◆外野手
5 西村進之介(ヤマハ)、7 吉川海斗(日立製作所)、8 浦 和博(パナソニック)、24 林 拓馬(日鉄ステンレス)、25 村上裕一郎(ENEOS)
早生まれの大学出2年目は、長久保、佐藤、野口、山田、今里の5名。中でも佐藤は、昨年のアジア・ウインター・ベースボールにも選抜され、真っ向勝負の投球で最多勝利と最多奪三振を手にしている。長久保とは仙台大の同期で、左右の両輪となれるかも注目だ。また、NTT東日本で四番キャッチャーの野口には、攻守の要として大きな期待がかかる。
高校出は爆発力を備え、大学出ルーキーには安定感がある
高校出でキャリアを積んでいる選手には、想像以上の爆発力がある。写真は松田賢大(バイタルネット)。 【写真=宮野敦子】
なお、チームは9月1日に集合し、2日はU-23ニカラグア代表、3日にはHondaとテストマッチを実施。4日に現地入りする予定だ。
大学出ルーキーの野手には、田浦由亮(ミキハウス)をはじめレギュラーを手にした強者が多い。 【写真=宮野敦子】
◆オープニング・ラウンド(グループA)
9月6日(金)19:00 VSプエルトリコ
9月7日(土)14:30 VS中国
9月8日(日)19:00 VSオーストラリア
9月9日(月)19:00 VSコロンビア
9月10日(火)19:00 VSイギリス
◆スーパー・ラウンド(プレイスメント・ラウンド)
9月12日(木)
9月13日(金)
9月14日(土)
◆3位決定戦・決勝
9月15日(日)
【取材・文=横尾弘一】
【左=紙版表紙・右=電子版表紙】
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