8月20日、前橋・上毛新聞敷島球場で行われた埼玉西武とオリックスの第19回戦は、1対0で埼玉西武が接戦を制した。

　埼玉西武の先発は高橋光成投手。初回から毎イニング安打を浴びたが、要所を締める投球を続け無失点に。地元・群馬県で今季初勝利とはならなかったが、5回76球7安打無四死球3奪三振無失点の力投を披露した。

　一方の打線は、相手先発・田嶋大樹投手の前に6回まで無得点。しかし7回裏、四球と内野安打などで1死1、3塁とし、代わった吉田輝星投手から佐藤龍世選手が適時打を放ち、1点を先制した。

　6回以降は佐藤隼輔投手、平良海馬投手、ボー・タカハシ投手、アブレイユ投手がそれぞれ1イニングを無失点でつなぎ、1対0で試合終了。平良投手が今季2勝目をマーク、佐藤龍選手が3安打1打点の活躍を見せた。

　敗れたオリックスは、田嶋投手が6.1回93球3安打1四球6奪三振1失点（自責点0）と好投しながらも5敗目。打線は西野真弘選手、紅林弘太郎選手、若月健矢選手が2安打を放つなど、相手を上回る10安打を記録したが、好機での一本が出なかった。

　 １２３４５６７８９ 計
オ ０００００００００ ０
西 ００００００１０Ｘ １

オ ●田嶋大樹-吉田輝星-山田修義-本田仁海
西 高橋光成-佐藤隼輔-○平良海馬-ボー・タカハシ-Sアブレイユ