「楽しむことから始まった」チアスクールの生徒がオフィシャルチアダンサーに。
選手だけじゃない!チアダンサー「はんなりん」が試合を盛り上げる。
京都ハンナリーズのオフィシャルチアダンサー「はんなりん」による華麗なパフォーマンスが観客を魅了し、ホームゲームを盛り上げます。
チームが勝っていても負けていても、常に笑顔を絶やさず、試合会場に前向きな空気を作り出す「はんなりん」。
メンバー達は来場者の皆様にホームゲームを楽しんでいただくために、「最高のパフォーマンスを届けたい」と日々練習に励んでいます。
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決して「はんなりん」を輩出することを目的に設立されたスクールではありません。その一歩目は「チアダンスは楽しい!」というシンプルなもので、当初は数えるほどのクラスしか存在しませんでした。
しかし、「はんなりん」のメンバーが講師としてチアの楽しさを子どもたちに伝え続けた結果、生徒数も徐々に増加し、クラス数は今でも増え続けています。
「先生がコートで踊ってる姿に憧れた」
「私も『はんなりん』になりたい」
現在では「はんなりん」のメンバーとして京都ハンナリーズのホームゲームで踊ることを目標にしている生徒が沢山います。
【©京都ハンナリーズ】
今回は「『はんなりん』のメンバーとしてホームゲームで踊る!」という目標を達成した2名のメンバー、SAYAとKOMACHIにインタビュー。
チアスクールの魅力などを存分に語ってもらいました。
#14 SAYA 【©京都ハンナリーズ】
#05 KOMACHI 【©京都ハンナリーズ】
Q.はんなりんを目指したキッカケは?
京都ハンナリーズのチアスクールに通い始めたことがきっかけです。
当時の講師の方が、『はんなりん』のメンバーとして活躍されている姿をホームゲームで見て、「こんなに素敵なチームがあるんだ!私も『はんなりん』になりたい!」と圧倒されたことを今でも覚えています。小学校5年生の頃から「『はんなりん』になりたい」と思っていました。
チアスクール在籍時のSAYA 【©京都ハンナリーズ】
私はSAYAのように、「『はんなりん』になりたい」という気持ちを早くから持っていませんでした。でも、チアスクールに通い始めて、いつも私達にダンスを教えてくださっている講師の方がホームゲームで『はんなりん』として踊っている姿を見続けているうちに、『はんなりん』になりたい気持ちが少しずつ芽生えてきました。それが中学3年生の頃です。
はんなりんのディレクターを務められているSATOMIさんは、はんなりんを一度卒業されて、その後にまた復帰されて、アシスタントディレクターを兼任されながら活躍されていました。その姿を見て「凄いな」と思って。なりたいと思ったのはSATOMIさんの影響がすごく大きかったです。
チアスクール在籍時のKOMACH 【©京都ハンナリーズ】
Q.スクールに通っていた頃は、「はんなりん」のメンバーになれると思っていましたか?
最初は思っていなかったです(笑)。自分達より年上の人がいなかったし、チアスクールから『はんなりん』のオーディションを受けるという文化も当時はなかったので、メンバーになることは現実的ではないと思っていました。でも、スクールの規模がどんどん大きくなって、中学生・高校生のクラス、選抜クラス(年に1度の選抜試験に合格した方だけが在籍できるクラス)が新設されて、「挑戦できる!『はんなりん』になりたい!」という気持ちが徐々に強くなっていきました。
チアスクールが設立されて、私達が1代目でした。スクールの生徒から『はんなりん』のメンバーになるという前例が無かったので、自分達がメンバーになることをイメージするのが難しかったです。
でも選抜クラスが新設されて、難易度の高いダンスの技術も習得できるようになりました。「道が開きつつある。自分達にもチャンスはあるんじゃないかな」と思うようになりました。
Q.チアスクールでの活動は楽しかったですか?
辛いことは本当になくて、チアスクールはとても楽しかったです。
『はんなりん』のメンバーとコラボで踊れる機会もありました。そういった機会のお陰で、更に『はんなりん』に憧れるようになりました。
チアスクール在籍時のSAYA 【©京都ハンナリーズ】
楽しいことしかなかったです(笑)。「私がセンター!」みたいな人もいなくて、その時のクラスのメンバーで取り組むチアダンスがすごく楽しかったです!
SATOMIさんは、はんなりんのディレクターとしての活動の中では厳しい部分もありますが、チアスクールの選抜クラスの講師としての指導はとても技術が身に付いて、とにかく楽しかったです。
チアスクール在籍時のKOMACH 【©京都ハンナリーズ】
Q.どんな時に楽しいと感じましたか?
私達は最終学年の1年、コロナ禍で活動できない時期がありました。活動できなくなった時に「あぁ、私は踊ることが大好きで、チアスクールってこんなに楽しかったんだな」と活躍の場を失ったことで、スクールでの生活が楽しいことを改めて実感しました。
学校では経験できない楽しさがチアスクールにはあります。私はスクールに行くのが生きがいでした。学校で何か嫌なことがあっても、スクールに行けば忘れることができたし、チアスクールの友達と切磋琢磨して一緒に同じ演目を完成させることがとても楽しかったです。とにかく良い時間でした。
チアスクール生徒の様子 【©京都ハンナリーズ】
Q.チアスクールの魅力は?
現役のはんなりんのメンバーやOGの方に指導していただけることが魅力です。
チアダンスには色んなジャンルが詰まっています。スクールに通って、その後にどんな方向性のダンスの道に進んでいくかは人それぞれですが、何を踊ったとしてもスクールに通うことで基礎が身に付くので、どのジャンルでも身体が反応できるのではないかと思います。
私達のようにスクールの生徒から「はんなりん」になることもできますし、これからも「『はんなりん』になりたい!」と思ってくれる子ども達が増えたら嬉しいなと思います。
チアスクールの生徒は実際に選手達が試合で活躍されているコートで踊ることができます。これは素晴らしい経験ですし、特別な思い出になります。
スクールでの活動を通して、Bリーグの他クラブのスクールの生徒と友達になれたり、楽しいことも沢山あります。コミュニティが広がることも大きな魅力です。
チアスクール生徒によるホームゲーム発表会の様子 【©京都ハンナリーズ】
Q.実際にはんなりんのメンバーになりました。合格した当時と現在の心境を聞かせてください。
私はオーディションに落ちたことがあって、落ちた分、「次は頑張らないといけないね」と周りからの期待もありましたし、悔しい気持ちが大きかったです。だから実力を磨くしかなかったし、KOMACHIもオーディションを受けると聞いたとき、お互い受かるように本気で取り組みました。
だからこそオーディションに受かった時はすごく嬉しかったですし、夢が叶った気持ちでした。当時スクールで一緒に頑張った友達も試合を観に来てくれて、それがとても嬉しかったです。
#14 SAYA 【©京都ハンナリーズ】
もちろん合格した時は嬉しかったですが、嬉しいだけじゃなくて、もっと頑張らなければと思いました。
私はダンスの習い事はチアスクールにしか通ったことがなく、チアダンスだけをしてきました。
教わっていたダンスはチアダンス系とヒップホップ系が中心で、そういったタイプの演目には技術が生きるけど、バレエや新体操はこれまで取り組んだことがなかったので、柔軟性が重要になる優雅なダンスを踊ることが苦手だと感じました。
一から頑張らないといけないので苦戦していますが、良いパフォーマンスをしたいので日々練習しています。
そして、メンバーに加入したことで、社会性が身に付いた気がします。普段の学生生活では味わえない経験をさせていただいていますし、社会人になる前に「はんなりん」の活動を通して多くのことを学ばせていただいていることに感謝しています。
スクールの時は楽しいことしかありませんでしたが、今は楽しさよりもやりがいのほうが大きいです。
チームとしてどうあるべきか。様々な活動を通して責任感も芽生えてきました。
#05 KOMACHI 【©京都ハンナリーズ】
Q.現在、お二人もチアスクールの講師としても活動されています。教えてもらう立場から伝える側に変わりました。
スクールに通っている頃から「『はんなりん』になる=講師」という印象を抱いていたので、私達もそうなるのかなと思っていました。
お話をいただいた時、自分自身が「『はんなりん』になりたい!」と思っていたように、今の子ども達にも憧れを持って楽しんでもらいたいなと思っています。
私には、子ども達に教えられるほどの能力も知識もまだまだないし、自分には務まらないと思っていました。
生徒から教える側の講師という立場になってから、私達にチアダンスを教えてくださった先生達の凄さをより思い知りました。
チームがひとつになるために、私達を上手にまとめてくれていたんだと実感します。今、その難しさと直面していますが、すごく良い経験ですし、子ども達のためにも頑張りたいと思って取り組んでいます。
コート上でパフォーマンスを披露する「はんなりん」 【©京都ハンナリーズ】
Q.これからの目標をお聞かせください。
私達は京都ハンナリーズを皆様に楽しんでもらうために活動しています。応援してくださる方がもっと増えるように、自分達はパフォーマンスを磨いていきたいです。
「チアと言えば、『はんなりん』」と皆様に思っていただけるようなパフォーマンスをして、ホームゲームに来てくださった皆様に楽しんでもらいたいですし、子ども達がチアダンスを始めたり、チアダンスを楽しんでもらえるきっかけになりたいです。
メンバーは、日頃から「京都ハンナリーズの一員」としての自覚を持って生活しています。
「はんなりん」も皆様に応援していただけるような存在であれるように、これからも頑張っていきますので、引き続き、京都ハンナリーズへの応援をよろしくお願いいたします。
京都ハンナリーズに対して自分達がやれることは何でもやりたいですし、「アリーナに行きたい!京都ハンナリーズの試合を観に行きたい!」とひとつのきっかけになれたら嬉しいです。
そして、常にスクールの生徒のお手本であり続けたいです。スクールのレベルは年々上がっています。『はんなりん』はそれ以上に成長して、しっかりと基準を上げていきたいと思っています。
そして、京都ハンナリーズが地域にもっと根付いていくように、チアダンスだけでなく様々な活動を通して、クラブに貢献していきます。
スクールに通ってた頃は来場者数が約800人の試合もありました。でも今は平均4,000人を超えて、多くの方が応援してくださるようになっています。
それは当然すごく嬉しいですけど、空席が目立っていた頃から、今でも変わらず応援してくださるブースターさんが会場に来てくださることも同じように嬉しいです。
スクールに通っていた頃から会場で見かけていたブースターさんを今もアリーナでよく見かけます。「今でも応援してくださっているんだ!」と、すごく嬉しい気持ちになります。
京都ハンナリーズを応援してくださる皆様のためにも、私達はしっかりと良いパフォーマンスをして、少しでもクラブを支えていけたらと思っています。
ご覧いただきありがとうございました。
京都ハンナリーズでは引き続き、チアスクール生徒を随時募集しております。
チアスクールに関する詳細は京都ハンナリーズ公式WEBページ・京都ハンナリーズアカデミー公式WEBページよりご覧ください。
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