北海道チーム初の栄冠は札幌豊平ボーイズ! 東商テクノ旗争奪 北海道大会

ボーイズリーグの3大大会とは、春季全国、夏の選手権、鶴岡一人記念大会を言う。
また、選手権大会が終了すると東日本では、関東大会、東北選抜大会、北海道大会が開催され、東日本3大大会と呼ばれている。
いずれの大会も3年生にとっては最後の大舞台、中学野球の最後を飾る夏の祭典だ。

つどーむ(札幌市スポーツ交流施設 コミュニティドーム)での開会式 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

連盟が北海道で主催する唯一の大会

話を北海道に戻そう。
この大会は2022年に開始されるのだが、大阪発祥のボーイズリーグが北の大地にまで根をおろし発展したことを記念して開催されることとなった。
連盟が北海道で主催する唯一の大会だ。
現在、北海道支部では8チームが活動している。
この中から4チームが選抜され、関東甲信越、東北の予選を勝ち抜いた4チームと対戦する。

何と言ってもこの大会の魅力は、北海道支部が催してくれるウェルカムパーティーだ。
今年は8月11日にアサヒビール園 はまなす館で開催され、大会に出場する全選手とその保護者、大会関係者340人が一堂に介した。

出場8チームが披露する出し物に会場は大盛りあがりで優秀チームには表彰品と記念品が贈呈された。
また、大会を冠協賛する株式会社東商テクノ 代表取締役社長 大島勝様より全チームにスターゼンの山盛りハンバーグ100個が贈呈され会場は大いに沸き立った。

出場チームが披露する出し物に会場は大盛り上がり! 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

全員にプレゼントされる記念Tシャツを着る選手と(株)東商テクノ・大島社長 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

決勝へは北海道チームが勝ち上がり、札幌対決となった

第1回大会の優勝は、県央宇都宮ボーイズ(栃木県支部)、第2回は京葉ボーイズ(千葉県支部)でいずれも関東のチームが優勝している。
大会の運営に当たる北海道支部関係者は、栄えある優勝旗を道内に留めたいと本音を漏らしてくれた。。。

そんな思いが届いてか、8月12日の決勝は、札幌豊平ボーイズと札幌手稲ボーイズの対戦となった。
試合は初回、長打を集めた豊平が6点を先取、その後も長打攻勢で11-0と手稲を圧倒した。

最優秀選手には、札幌豊平から前川漣太郎君が選出された。
優秀選手には札幌豊平から工藤潤君、札幌手稲から渋谷南翔君が選出された。

札幌豊平ボーイズが札幌手稲ボーイズを圧倒し、初優勝! 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

初優勝の札幌豊平ボーイズ。栄えある優勝旗は初めて北海道に! 【写真提供:(公財)日本少年野球連盟】

「東商テクノ旗争奪  第3回日本少年野球北海道大会」

8月11日(日) 準決勝(円山球場)
札幌豊平 00037 10
横浜緑  00020  2
松本、朝野、井上 - 工藤(札)
林、井田、土屋、村尾 - 高野(横)
三塁打 工藤、中村(札)、土屋(横)
二塁打 前川(札)

8月11日(日) 準決勝(麻生球場)
世田谷南 02200020  6
札幌手稲 03200011x 7
奥村、高野、岩田 - 近田(世)
三浦、五十川、武内、岩崎 - 村上(札)
三塁打 堀内(世)、渋谷(札)
二塁打 坂入、根岸(世)、渋谷、武田(札)

8月12日(月) 決勝(円山球場)
札幌豊平 61022 11
札幌手稲 00000  0
前川、朝野 - 工藤(豊)
小松、五十川 - 村上(手)
三塁打 前田、井上、湯浅、前川(豊)
二塁打 松本、井上(豊)、村山(手)
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著者プロフィール

ボーイズリーグは、国内最大級の硬式野球団体です。 チーム数は小学部・中学部合わせて710チームが加盟し、22,000人以上の選手が 所属しています。 毎年、春と夏に全国大会を開催する他、世界少年野球大会、JUNIOR ALL JAPAN アメリカ遠征などの海外交流にも力を入れています。全国に5つある各ブロックでの地区大会は年間230大会にも及んでいます。 このページでは、大会や試合結果情報だけではなく、ボーイズリーグをより身近に感じてもらうため、チーム紹介やコラムなど積極的に配信していく予定です。

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