【スキー】ノルディック複合 サマージャンプ国内大会開幕 葛西春香がトップジャンパー集う一戦で2位!渡部善斗、谷地宙は実戦復帰

チーム・協会

サマージャンプ国内大会3連戦

 サマージャンプの国内大会が開幕し、8月2日から4日にかけ札幌市長杯ノーマルヒル(宮の森ジャンプ台)、札幌市長杯ラージヒル(大倉山ジャンプ台)、大成建設チャレンジカップ(同)の3連戦が行われました。

 スペシャルジャンプのワールドカップ(W杯)を転戦している選手も数多く出場し、日本が誇るトップジャンパー相手にコンバインドの選手がどれくらいやってくれるかが楽しみでもある国内戦。

 初戦のノーマルヒル女子では、葛西春香選手(早稲田大学)が丸山希選手(北野建設SC)に次ぐ2位に入り、表彰台に上がりました。
「練習でジャンプの状態も良く、地元の飛び慣れた台ということもあって自信を持って試合に臨めた」という春香選手、1回目を終えて1位に。「楽しんで飛ぼう」と臨んだ2回目に逆転され、0.9点差で優勝を逃したものの「W杯メンバーのいる試合で表彰台に上がることができたのは初めてなので、素直に嬉しい。このメンバーで最後に飛ぶ緊張感を感じられて良い経験になりました」。自信を結果につなげ幸先のいいスタートを切りました。
 葛西優奈選手(早稲田大学)も5位と健闘。続く大倉山ジャンプ台で行われたラージヒル2戦は、春香選手が4位と6位、優奈選手が7位と5位でした。中村安寿選手(株式会社ショウワ)は熱中症のため初戦の2回目を棄権し、続く2戦も欠場となりました。

渡部善斗選手(北野建設SC) 【全日本スキー連盟ノルディックコンバインドチーム】

 男子では、昨シーズン途中の負傷でW杯転戦から離脱して治療とリハビリに取り組んでいた渡部善斗選手(北野建設SC)、谷地宙選手(日本航空株式会社)が2日の宮の森ノーマルヒルで実戦復帰。谷地選手が16位、善斗選手が20位でした。
 骨折した右足首は「70~80%の状態」という谷地選手、ラージヒルの2戦にも出場し25位、21位。「現状と課題が明確になった。冬に向けて完治させつつ、さらに練習して磨きをかけていきたい」と話しました。
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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