【パリオリンピック】女子100mハードル敗者復活ラウンド:田中!2着でみごと「復活」! 返り咲きで準決勝へ

日本陸上競技連盟
チーム・協会

【アフロスポーツ】

Day8:8月8日(木)

パリオリンピック陸上競技8日目の8月8日。モーニングセッションでは、女子100mハードルの敗者復活ラウンドが行われ、日本勢では田中佑美選手(富士通)が出場しました。この種目の敗者復活ラウンドは全3組で行われ、各組上位2着までが準決勝に進出することができます。田中選手は第3組で出走して、向かい風0.2mのなか、セカンドベストタイの12秒89をマークし、2着でフィニッシュ。みごとに「復活」に成功し、翌9日のモーニングセッションで行われる準決勝進出を果たしました。

田中選手のコメントは、以下の通りです。

女子100mハードル 敗者復活戦ラウンド

田中佑美(富士通)
3組2着 12秒89(-0.2)=準決勝へ


混戦になることがわかっていたので、自分のペースを崩さないことをテーマに走った。中間でかなり競っていることは理解していたが、そのときに(谷川聡)コーチに言われた「落ち着いて行け」というのが頭の中に、がんがんがんがん回って(笑)、そのまま一所懸命ゴールしたという感じだった。
予選でハードルにぶつけてしまった原因を、(昨日)レースが終わってからコーチと相談した。ある程度スピードが出ているうえに、もうひと段階スピードを上げようとしてしまったことで、上半身が前のめりになり抜き脚をハードルに激しくぶつけていたので、(このレースでは)前のめりにならないよう心掛けた。落ち着いて、最後まで自分のペースで走ったのが、混戦のなか勝ち抜くこと、ハードルをぶつけないことに効果的だったと思う。


文:児玉育美(JAAFメディアチーム)

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