「LALIGA NAGANO CUP 2024」、200人超の若いタレントが参加

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ラリーガとマナテックホールディングス株式会社の提携により生まれた12歳以下の大会「LALIGA NAGANO CUP 2024」が、7月30日から8月2日にかけて長野県で開催された。

参加したのは長野県内の8チーム、県外から招待された4チームの計12チームで、選手の総数は220人に上る。スペインからは現役時代にバルセロナやアトレティコ・デ・マドリーで活躍し、現在はラリーガのアンバサダーを務める元スペイン代表FWルイス・ガルシア氏も出席。日本の若いタレントたちのプレーに熱視線を送り、大会ベストプレーヤーの選手にトロフィーを授与した。7月30日〜8月1日にはラリーガが派遣した指導者によるクリニックも実施された。

8月1日には地元メディアに取材の機会が設けられ、ルイス・ガルシア氏、マナテックホールディングスの堀江三定取締役、ラリーガ日本支部のギジェルモ・ペレスが対応。大会に招かれた特別ゲストで、ラリーガ EA SPORTS のマジョルカでも活躍した元日本代表FW大久保嘉人氏も登場した。大久保、ルイス・ガルシア両氏も観戦した8月2日の決勝トーナメントは、J3で戦うAC長野パルセイロの本拠地である長野Uスタジアムで行われ、長野FCガーフが優勝している。

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2015年にスポーツプロジェクト部門を創設して以降、ラリーガは若いタレントの育成事業を戦略の柱の一つとしてきた。これまで55カ国以上で820を超えるスポーツプロジェクトを実施し、世界各地で2万5千人以上の指導者と24万人以上の若い選手の育成に関わっている。今回のイベントではラリーガに所属する2人の指導者をスペインから派遣。ラリーガのカンテラで実践されている選手の包括的な成長にフォーカスした育成メソッドを体験する機会を設けている。

ラリーガ日本支部のギジェルモ・ペレスは、「LALIGA NAGANO CUP 2024」の開催に際して次のようにコメントしている。

「我々ラリーガは選手の育成をベースとした持続的な成長に力を入れてきました。近年、世界中で多数の育成プロジェクトを推進してきたのはそのためです。我々が
長年培ってきたピッチ上での経験を共有することで、日本のような国々の成長を後押しできると考えています。日本も選手の育成に力を注いており、その成果はプロチームや代表チームに反映されています。 LALIGA NAGANO CUP 2024 は地域レベルで育成機関の発展に貢献するだけでなく、友情、スポーツマンシップといった価値観を学ぶ機会となるスポーツイベントです」

五輪金メダリストでノルディックスキー界のレジェンド、荻原健司・長野市長が象徴している長野のスポーツ文化、そして恵まれた気候や地理的条件は、「LALIGA NAGANO CUP 2024」が成功し、当地の育成フットボールに根付いていく後押しとなるははずだ。

ラリーガについて
世界最大のサッカー・エコシステムであるラリーガは、スペインのプロサッカーのコンペティションを主催する民間のスポーツ協会。20クラブが所属するトップリーグ「ラリーガ EA SPORTS」、22クラブ所属の2部リーグ「ラリーガ HYPERMOTION」で構成される。16のプラットフォーム、20の異なる言語で世界に展開するSNSのフォロワーは2億人超。スポーツ関連組織としては最も幅広い国際ネットワークを持ち、スペイン・マドリーの本社に加えて11のオフィスを構え、41か国で活動している。財団を通じた社会活動も怒んなっており、プロサッカーリーグとしては世界で初めて知的障害を持つ選手のためのリーグ「ラリーガ・ジェニュイン」を創設した。

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